政治の演説とは、ある種の舞台劇のようなものだ。しかし、ひろゆき氏が投じた「行けたら行きます!」の一言には、まるでその舞台を茶化すような軽やかさがある。本気かどうかもわからないその言葉に、思わず笑ってしまった。
石丸氏と安野氏の演説場所の取り合い、まるで子供の頃の遊び場の奪い合いのようだ。ひろゆき氏が提案したじゃんけんでの場所決めに、彼らが笑って応じた姿に、政治とは本来もっとシリアスであるべきでは?と少し不安になるのも正直なところ。時には遊び心も必要だが、それが政策の本質を曇らせるのは本末転倒だ。
そして、「行けたら行きます!」に対してファンが反応する様子は、まるでイベントの招待に対する重さを感じない返事に対する共感と諦めのようだ。政治の場でさえも、この軽妙な返事が歓迎されていることに、政治の演劇化を感ぜざるを得ない。
目の前にあるのは演説か、漫才か。それを分けるのは私たちの政治への捉え方と期待だろう。結果を決めるのは、演説の質ではなく有権者の深層心理。
ネットからのコメント
1、石丸さんの血が通ってる感じを見た気がする。こうなれば、赤羽でやったほうが注目度も高いし盛り上がるという戦略。悪くない。
2、まぁもともとだいぶん前から安野さんは東京駅を使用許可申請出して、抑えてたみたいですよ。そこをあとから石丸さんが割り込む形になったみたいです。だからジャンケンも何も…というところですが。。。
3、土曜日でしょ?週末の東京駅は地方の人や外国人ばかりだから、都民目当てなら赤羽の方がいいかもね。 地方の人に訴えるなら東京駅周辺も悪くないが、東京駅は平日も含めて都民率はそう高くない。 勤めてる人も多いけど、都民は3〜4割も居ればいいトコだし、昼間はオフィスに入って演説を聴く間なぞ無いだろうし。比例なら東京駅でいいだろうけど、東京区での票集めならばあまり意味は無い。
4、石丸は尊敬するリハックインフルエンサーひろゆきの言う事ならどんな皮肉でも実行しちゃうのがかわいいね。今回選挙に出なかったのも負けたらオワコンになるから出るなってひろゆきの皮肉のアドバイスを真に受けちゃったからでしょ?安芸高田焼きはお好み焼きを広島焼きと言えって言説から。政治互助会を立ち上げたのは、成田悠輔のアドバイス「石丸さんは実現したい政治なんてなさそうだから政治互助会でも立ち上げたら?」を真に受けて。リハックに学びリハックでバズりリハックに生かされ続ける石丸くん。ニ連続ゼロ議席後の高橋の対応に要注目だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ba55b118ec35c20216d8a6b2f64a0b9ec781f498,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]