記事を見て思わず、大きなため息をつきました。麻生泰氏の「大学進学なんて価値がない」との意見には思わず耳を疑いたくなってしまいます。確かに一理あるかもしれません。資格がなければ高収入は厳しい。しかし、それが全てではないという視点を忘れていないでしょうか？

「アホだな」と思われる大学なんて言い方、逆に「アホだな」と思われてしまう発言ではありませんか？ そもそも大学は単なる資格取得の場だけでなく、人生観、価値観、そして人との出会いを育む場でもあります。奨学金を借りてでも得る経験は、お金では買えない価値があるのです。

さらに、「大卒が今就職にプラスではない」との意見には、現実を考慮しているのか疑問です。確かに学歴だけでは就職は約束されないかもしれません。けれども、自分を育て上げるための選択肢を狭めるのはいかがなものでしょうか。

人生の価値は「どの大学に行ったか」で測れるものではなく、「その大学で何を学び、どう成長したか」にかかっているのです。 学歴が人生の全てを決めるわけではない。しかし、それを理由に学びの機会を奪われることは、未来を閉ざすことになるのではないでしょうか？

ネットからのコメント

1、今社会に文系大卒が溢れかえっていて、ホワイトカラーは人手余り。

理系で知識や技術・資格が職に不可欠である専門職と異なり、文系大卒は完全なるレッドオーシャン。その高い競争率を勝ち抜くだけの何かがあるならともかく、特に知的能力が高いわけでも特技があるわけでもないなら、高卒で人手不足の肉体労働に進んだ方が余程稼ぎがいいのでは。これからAI導入が進むと益々事務系の職は無くなっていくし、肉体労働はAIやロボットで安全性が高まっていくだろうと思われる。日本人がやりたがらない解体作業をクルド人がやってガンガンに稼いで母国に御殿建ててるんだよ。不法労働だけど、外国人奴隷制度に搾取されないで日本人がやりたがらない仕事やってガンガン稼ぐって頭いいと思うわ。

2、ありだと思います。この国は大卒が当たり前になってきたのに未だに中学までしか義務教育にしてない事がおかしいんです。大学は学ぶ所であって遊ぶ為に行く所ではない。借金してまで行きたい大学なんだから卒業後に返済に苦しむのも仕方ない事。既に大手などの一部企業では奨学金返済を助けたりしている。ただ、そこの企業に行けるだけの学力があるかですよ。

3、大東亜帝国に国庫から金借りて通い税理士になった俺からすると助かったけどなちょっと前まで税理士試験は大卒じゃないと色々と遠回りさせられて面倒くさかったし親に金がなくてまともに予備校もいってなかったのでいい大学とかいけるわけもなかったので、自分としては頭の悪い自分でも受け入れてくれるところは助かったの一言この手の話を見ていて、すんげー思うのが、確かに世の中には大学があり過ぎるね

4、大学にも特典はあって、履修するだけで受験資格ができるとか、単位と実習して卒業したら自動的に資格がとれるとか、うまみはある。ただ、奨学金借りてまでいくだけのリターンがあるのかどうかは、本人にしかわからないだろう。マイナスとは言いきれない。