どうしてこんなにも稚拙な対応なのか。まず、田久保市長が提出したのは卒業証書ではなく、「回答書」。これこそ典型的な「書類ベースでの逃げ」の手法ではないでしょうか。市長ともあろう人がなぜそんな姑息な手段を選ぶのか、不思議でなりません。市民が求めているのは、**「明確な証拠と事実」**であって、決して曖昧な言葉でのごまかしではありません。
そして、刑事告訴につながる可能性があるから卒業証書を見せたくないという主張。これが本当に説得力があるでしょうか?これは、自らの罪を隠すために必死に防御壁を築くようにしか見えません。市民や関係者を信用せず、自己保身に走る姿が透けて見えています。**「真実は、隠せば隠すほど大きな影を落とす」**ということを理解しているのでしょうか?
卒業証書問題はもはや学歴の問題ではなく、市長としての信頼の問題だと考えます。このような対応では、彼の今まで築いてきた業績や信頼も崩れてしまうのではないでしょうか。最終的に、田久保市長は市民に何を伝えたいのでしょうか。**「本質と向き合わずに、何が市民に届くのか?」**ここにこそ彼が答えを見出さなくてはならないでしょう。今後の展開に、期待するものは市長としての責任ある行動です。
ネットからのコメント
1、事情どうあれ、きちんと提出するべき。いい大人が色々屁理屈並べてみっともない。こういう姿勢を子どもが見て学び、結果的に政治に無関心になる。あるいは、わざとやっているのか?どちらにせよ、見苦しい。学歴で当選したわけではないのだから、はじめから勘違いだったと説明すれば終わる話。何よりも支持者に申し訳ないという誠実な姿勢は感じられないです。
2、推測ではあるが、おそらくこの現市長は学歴で選ばれたわけではない気がする。最初の指摘があった段階で素直に(うっかり勘違いであろうがなかろうが)卒業していないことを認めて辞職していれば、出直し選挙でも再選される可能性はあったと思う。長い間報道に晒される時間の中で誠実さに欠ける印象をもつ市民が増えていったであろうから、もうチャンスは絶たれたかもしれない。さんざん逃げ回ったあげく醜態の辞職に追い込まれた議員では、無免許運転事故の木下富美子や赤ベンツ不倫&秘書給与詐取の広瀬めぐみなどが記憶に残っているが、こういう過去の事例からも学ぶべきことは無かったのだろうか。
3、>本件の記録の提出の請求を受けますと、私自身の刑事告訴につながる重要な証拠になるのではないかということで、拒否をさせていただきました本件の記録の提出ってなに?「卒業の記録」、要は「卒業証書」のことでしょうか。「卒業証書は偽物だから刑事告訴につながる重要な証拠」と言っているようにも思うし、市長の言い回しは分かり難いですね。
4、「頭のいい」弁護士や政治家がしばしば陥る陥穽が「法的に正しくても、倫理的に間違っている事を選択してしまう」という事があります。「公私混同」と批判されて「どこに違法行為がある」と開き直って非難轟々で都知事を辞任する羽目になった舛添要一氏や、不倫の事を聞かれて釈明会見で「ご勘弁いただきたい」と説明しなかった山尾志桜里などが挙げられます。田久保市長の弁護士も「法的な責任回避」を助言出来ても、倫理的には明らかに顰蹙を買う行為であり、政治家としては致命傷になる事が分かっていないのでしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/28401d765b80f3f3503b2af62da0c2932558f9f2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]