石破総理、またしてもその場を和ませようとする魔法の言葉を使ったのは明らかですね。"国の責任"と言えば、すべての問題を投げかけて自身は悠々と傍観者を装うつもりでしょうか。つまり、彼の言動は**「納得してもらうのは国の責任」という空虚な演説**でしかない。佐賀県の皆さんが心から納得できる策を示さないなら、ただの言葉遊びに過ぎません。
では、なぜ佐賀県は納得できないのか?単純に考えてみましょう。新幹線のメリットは九州全体の発展と言いますが、これが佐賀県にとっての具体的な利点を明示しているでしょうか?財政負担の大きさや既存の鉄道の利便性が低下する恐れを考慮すると、佐賀県の懸念は自然です。
さらに、石破総理の言葉に乗せられることなく真剣に考えるべきは、「発展」と「負担」のバランスです。**本当に必要なのは誰のための発展かを問うことです。**九州全体の利益を主張するだけでなく、地域の声を尊重し、具体的な利益を示すのが国の責任ではないでしょうか。
この問題をめぐる議論も、「誰のための発展なのか?」という問いを投げかけることで、地域と国との関係、さらに国の本当の責任について深く考える機会を得られることを望みます。
ネットからのコメント
1、・フル規格での新幹線整備が前提・佐賀県が希望する空港ルートではなく佐賀駅ルート・国が説明した上で費用負担も含めて納得してもらうというふうにしか解釈できない。元々は皆さんご存知のようにFGTにて走らせるはずが頓挫した。佐賀県はFGTならば、という事で了解したまでであってフル規格での計画は存在していない。それを「納得"してもらう"」という表現をするのはいかがなものかと。こういう姿勢をとる限り、いつまでたっても解決はみないと思う。
2、佐賀県に納得してもらうのは国の責任。そら事業として立ち上げたのは国の答申だし、当たり前。だけど国の責任とか言うけど国の責任において過去にもいろいろ問題になることがあったが国が訴訟を起こしたりせず速やかに慰謝料を払えばどうなんだ。水俣病も被爆も。申請が遅いとだめだとか、現在の医学で証明されたものならばちゃんと被害者を救済しろよ!佐賀県に納得してもらうなら佐賀にとって新幹線が必要なように計画しないと。素通りで何の利益もない。工事で京都で問題になっているように湧水が出ないとかなったらどうするよ?佐賀だと温泉の湧水量減ったらちゃんと全額国が払うのか?それを払うのも税金ですよね。議員は1円たりとも払わない。
3、新幹線は国の事業なんでしょ? 長崎県や佐賀県の事業なのか?だったら、高速道路みたいに国がしっかり仕切れよ。
高速道路は政府保証で道路会社に資金調達させ、完成したら機構(国)は簿価で引き取るという「国丸抱え」の仕組みを温存しているではないか。 地元負担とは別世界なので政治的に過疎地まで建設できる。道路と同じ国家の基幹インフラなのに、新幹線建設は受益者(地元)負担という発想を取り込んだとんでない制度は、もはや根幹から変えるべきです。(国が自ら国の基幹インフラではないというなら別ですが)
4、佐賀県の納得は、現行の整備新幹線のスキームを墨守しているだけでは得られないと腹をくくるべきである。(本当に実現したいならだが)これまでの経緯、特にフリーゲージトレインの導入断念の判断とその後の国、JR九州及び長崎県の態度は横着そのものであった。あの手のひら返し…特にフリーゲージはコストが高いだの山陽新幹線に乗り入れできないだの…最初から分かってた理由をぬけぬけと挙げた上で佐賀県そっちのけで「フル規格での整備が望ましい」だと。佐賀県が今言っている並行在来線、財政負担の問題は昭和の昔から佐賀県が言っていたことである。これらの懸念の一つ一つに向き合って具体的な提案がなければ、納得には至らないだろう。これは国、JR九州及び長崎県の課題である。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ea5b84806738c7fb4fb616f5bad6a9d0740fa53d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]