さて、新たに結ばれた英独の友好条約、果たしてこれは本当に前進なのか、それとも単なる「見せかけの安全」の演出に過ぎないのでしょうか。**政界の連携や友好という言葉には、しばしば外向けのアピールが含まれていることが多々あるのです。**イギリスとドイツが「共通の目標と価値観」という言葉で結束を宣言しましたが、その裏には何が潜んでいるのでしょうか?
安全保障の話だけで終わるならそれで良いのですが、過去の歴史を振り返ってみると、同様の合意が何度も行われたものの、現実には何も改善しないことも多かった。ロシアの脅威に備えるための結束とは言うものの、もし攻撃を受けた場合、本当に互いに助け合うことができるのか、その根本を問いたいです。
歴史的な友好条約と言われるこの合意も、真正面からどう活かせるのかが重要です。**「条約に署名したから安全」と思い込むのは禁物――安全は結局、行動に裏付けされなければならない。**また、我々市民がこの情報に対してどれほどの信頼を寄せることができるのかも疑問であり、考慮すべき点です。
締結された条約は確かに重要かもしれません。しかし、本当に重要なのはその後の行動と実績です。なぜなら、**実際に平和をもたらすものは署名ではなく、その後の『行動』なのです。
**歴史が繰り返されないように、私たちが目を光らせ続ける必要があります。
ネットからのコメント
1、NATOは加盟国が増えすぎて、有事の際の機能不全も考えられることから、より確実な2国間における安全保障条約の締結も、重要な事なんだろうと思う。特にドイツはよりロシアに近く、核保有も認められていないので、イギリスとの2国間条約は大きな意味があると考えられる。日本は憲法が重石になって、アメリカ以外「軍事同盟国」と言う国は無い。しかし対中国、対ロシアを念頭におけば、オーストラリア、イギリス、インドなど、比較的友好な関係を結んでいる国との軍事同盟も、安全保障の為には重要なのでは無いだろうか。
2、ロシアの脅威が高まる中、イギリスとドイツが条約を結ぶと決めたのは、強い危機感の表れだと思います。第二次世界大戦以降、初めて二国間条約を締結したことは、まさに歴史的な出来事です。ウクライナ侵攻が続く中で、ヨーロッパ各国が結束を強めるのは当然の流れであり、「一方の国が武力攻撃を受けた場合に軍事的な手段を含めて支援する」という内容は、非常に重い意味を持ちます。平和への願いとは裏腹に、備えを進めなければならないのが現実です。この条約が、ヨーロッパの平和と安定に繋がることを願うばかりです。
3、近頃、イギリス、フランス、ドイツが強く結び付こうとしていると感じる。これはアメリカが当てにならなくなったNATOの再組織を狙ったものではないかと思われる。
金を出さなくなり欧州の防衛費大幅増額を要求するアメリカに頼らない新NATOを再構築する流れが見られる。良い流れだと思う。日本もアジアの一国だが是非新NATOへの参画を模索したい。欧州との共通の脅威ロシアと日本の脅威中国を念頭に相互防衛条約を結び、新しい世界平和組織の一端を担いたい。
4、日英伊での第六世代次期主力戦闘機開発もそうですが、英国を中心とした防衛機構の結成が活発化するのでしょうか?元々、日英同盟で日露戦争を戦った我が国ですから、脱米国安全保障体制の一環として一考の価値はあるかもしれませんね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c4fecb393aad41498ba3fa9292ca981e30600420,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]