湘南工場、存続の“奇跡”に喝采する前に考えたいこと
「ありがたいこと」と市長が言った時、心の中で呟いた。「本当にそう思っているのか?」 日産車体が湘南工場の存続を伝えたニュース、確かに一時的には安堵するだろう。けれど、この“奇跡”の背後にある現実、見逃してはいけない。
工場が閉鎖されないことは嬉しい。でも、それが本当に“未来”を切り開くものなのか? ただの雇用維持のためだけなら、こんなに古い手法で問題を先送りしても、結局は行き詰まるだけだろう。平塚市長が「方向はわからない」と言っているのは、言葉を濁すためじゃない。実は、何も変わらないかもしれない、という予感の現れなのだ。
そして、「あらゆる可能性を検討する」って言葉、どれだけ使い古されたか分かっているか? 可能性があるのは、ただの希望的観測でしかない。どんなに“可能性”を検討しても、方向性がなければ何も変わらない。
私たちはこのニュースを見て喜ぶのか、それとも冷静に未来の不安を考えるのか。その選択が、今後の地域社会に大きな影響を与えるだろう。
未来は予測できないが、無策で進んでも、行き止まりの道は確実だ。
ネットからのコメント
1、車体はもう日産本体から離れて、EV専業メーカー(OEM含む)として独立してはどうかな?もはやアクスルも電池も外部から調達すればいいんだから、意外と世界中のどのメーカーよりと価格的競争力のあるEVが作れそうな気がする。
2、日産の内部がいかに混乱しているか分かりますね。これでは他も本社の方針に承服しかねると言い出して計画が挫折します。それでなくても株価が危険水域なのに投資家に投げ売りされてしまいます。コレがなにをやろうとしても遅い原因かと。
3、今の日産に足りないのは、企画力だと思う。わが家は歴代代日産党だっただけに、今の状況が残念でしかない。昔は良かった!カップラーメンで一ヶ月過ごしても、欲しいクルマが沢山あった。今はZにGTR.エクストレイル、ルークス位しか無い。クルマのクオリティは高いのだから、あとはいかにヒット作=名車を生み出していく蚊だと思う。日産車体も日産にこだわらず、いろんな協業相手と組んで、復活して欲しいです!
4、大学時代に長期休暇を利用して二交代のアルバイトをしました。当時は輸出用Z31(フェアレディZ)を作っていました。もう時効だから暴露しちゃいますが、夜勤は幹部が見回りに来ないので、従業員の皆さんがやっていたパソコンの通信教育の問題解きを勤務時間中に、仕事はいいからそっちをやってくれとお願いされたのを思い出しました。昭和のバブル絶頂期の出来事。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7aa93bbab6ee6ecc655719bc53df93942b6ee9c1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]