2024年7月、都内の複数の公園で、外国人によるセミの幼虫の大量捕獲が相次ぎ、注意書きが日本語だけでなく中国語などでも掲示されている。特に猿江恩賜公園では、夜間に袋に数十匹の幼虫を入れて持ち帰る人物が目撃され、中国やベトナム出身者の可能性が指摘されている。中国のSNSではセミの幼虫を使った料理の人気が広まり、「セミパン」など多様な調理例が投稿されている。一方、公園側は「夏の風物詩として楽しんでほしい」と捕獲を控えるよう呼びかけている。
文化の違いを理由に、公共空間の生態系や地域文化が無視される――これは“多様性”ではなく“無責任”だ。都市公園におけるセミの幼虫の大量捕獲は、生態系への影響だけでなく、日本の子どもたちが楽しみにする夏の自然体験を奪う行為に他ならない。
問題の本質は、①捕獲行為に対する明確なルール整備の遅れ、②外国人利用者への周知不足、③地域住民との共生に対する行政の受け身姿勢にある。文化的背景は配慮すべきだが、それが日本国内のルールを逸脱する言い訳にはならない。
解決策としては、①外国語を含めた「捕獲禁止」の明示と罰則規定の導入、②公園利用者への教育的なサインやパンフレットの配布、③自治体による巡回と通報体制の強化が急務だ。
共存とは、互いの文化を尊重する前提で、公共のルールを守ることにある。風物詩のセミを「食材」に変えてしまう無自覚な行為には、毅然とした線引きが求められる。公共とは誰かの自由のために無制限に開かれた場ではない。
ネットからのコメント
1、もう、いい加減「性善説」は止めて、面倒でも条例化等により迷惑行為を禁止すべきです。彼らに日本の常識は通用しません。損得オンリー、善悪の概念などないのですから。 ついでにいえば、罰則の適用、できれば身柄拘束まで見せしめでも良いから実行すべきだと思います。記事にもあるように、彼らは横の連携(情報交流)は盛んだから、何人か捕まればそれなりに効果はあるでしょう。
2、今の子供が、言うほどセミを楽しみにしているかどうかは別として、「やるな」と言われたことをやるのは、倫理に欠ける。もう、法律なり、条例で取り締まりと罰則規定作った方が良い。 日本人が思う常識も倫理も通用しない、他文化圏の人間との共存を望むなら、残念ながら、規則で雁字搦めにするしかない。 「皆の公園だから問題ない」なんて、言い訳にもならないような言い訳を、当たり前のようにするんだから、およそ日本人と共有できる良心や倫理がないことに気づくべき。
3、私の子供の時は虫取りは遊びでした。でも幼虫を取ることはありません。皆成虫です。たまにクワガタの幼虫やヤゴなどもとりましたが、積極的ではありません。あまり美ししいとも思わなかったです。
まして食べる発想はありませんでした。日本ではハチの幼虫は食べる地域がありますが、セミの幼虫って食べるのですか。聞いたことがありません。セミの幼虫を食べて病気になっても自業自得ですが、土を掘ると公園の植物に影響してしまいます。公園ではやめてもらいたいものです。
4、食べる事についてはカルチャーだから否定はしないけど、自国でやってくれ。日本でそのカルチャーは一般的でないので自然採取せず店で買ってください。 こういうルールを守れるかどうかが、移民の受け入れの今後を決めるでしょう!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/02fe17613a37574aec2646587375f2c43ae4d442,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]