2024年7月17日、KADOKAWAはイラストレーター・がおう氏による未成年への淫行疑惑について、「本人も報道内容を事実と認めた」と発表。6月にインフルエンサーによる告発を発端に報道が相次ぎ、同社が本人に確認した結果、事実関係が明らかになった。これを受け、がおう氏が原作イラストを手がけていたライトノベル『ギルドの受付嬢ですが、残業が嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』は絶版・回収、電子書籍も配信停止に。他の関連作品も順次対応が取られ、再出版時にはイラストレーターを変更する方針が示された。
未成年への淫行という行為が事実であり、本人もそれを認めた以上、がおう氏の創作活動の継続は社会的に到底容認されるものではない。この事件は、個人の逸脱が作品全体に波及し、読者、共著者、出版社、書店、関係企業に多大な損失と混乱を与えた、極めて重大な背信行為である。
本質的な問題は、表現者としての立場を利用して倫理を踏みにじる構造が放置されていたことにある。ファンとの接点が多い分野だからこそ、業界全体に未然防止の仕組みが求められていたにもかかわらず、その備えが不十分だった結果がこの惨状だ。
解決策としては、①出版・アニメ業界における作家契約時の倫理条項明文化、②未成年者との接触に関するルールの業界横断的ガイドライン制定、③告発・内部通報を受け止める独立した第三者窓口の設置が急務である。
創作に自由があるなら、同時に「信用」という義務もある。才能ある作家だからこそ許されない。守られるべきは加害者の立場ではなく、社会的弱者と作品に関わる全ての人々の信頼だ。
ネットからのコメント
1、「非実在性児童」「二次元の女児には実際の被害者はいない」という建前の元、児童ポルノ規制が進む中でも、これまでLOを代表とする二次元の女児を対象としたR18作品も許容されてきた ところがこの人は「実在する未成年児童との淫行」を元ネタにしたR18同人誌を作り公開した 「非実在性児童」「二次元の女児には実際の被害者はいない」という建前が崩壊しかねない事態だ 一つの事例が見つかれば、ほかにも同様の事例がないか疑われるようになる その重みをもっと深刻に受け止めた方がいい
2、全ての元凶の人物が騒動以降に謝罪等を一切出さないのは本当に不誠実だと思う。 今どれだけの人に迷惑をかけて傷つけたかをもっと考えてほしい。
3、「二次と三次は別」の建前をダメにする事例だしなぁ・・・ 厳しい処罰かもしれないが、オタク全体の倫理観やモラルが問われる案件だし、下手に擁護したら同類にみなされかねない。
4、あんま見分けつかないけど似た様な絵を描きそうな人他にもいっぱい居ると思うし代替はいくらでも出来そうな気がする
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5ffe0fa58e990a0b7493b6b3589199401907f77e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]