2025年7月23日、シンガー・ソングライター春ねむり(30)は自身のX(旧ツイッター)を更新し、参院選東京選挙区で当選した参政党のさや氏(43)に対する「怒り」を歌詞に込めた楽曲「IGMF」を発表したことを明かした。この楽曲は、選挙期間中に耳にしたヘイトスピーチに対する反応として1日で急遽作成された。歌詞にはさや氏の実名や、選挙期間中の主張への痛烈な批判が含まれており、街頭演説を皮肉る部分もある。しかし、この楽曲は公開後すぐに配信サービス「soundcloud」から削除され、春ねむりは抗議メールを送るなどして再公開を求めた。その後、音楽プラットフォーム側からポリシー違反ではないとの判断を受けて楽曲の公開が再開された。SNSでの反響も大きく、共産党の吉良佳子氏は歌詞に感謝の意を示し、歌詞に共感する旨を表明した。
この出来事は、音楽の自由や表現の権利に対する深刻な問題を浮き彫りにしました。春ねむりさんが公にした「IGMF」の削除は、単なる音楽の問題ではなく、言論の自由に対する脅威です。特定の人物や政治団体に対する怒りを表現しただけの楽曲が、プラットフォームによって一方的に削除されるというのは、非常に不当であり、このような事例が続くことで、私たちの表現の自由が制限されてしまう危険性があります。
問題の本質は、音楽プラットフォームの規約が不透明であること、そして政治的な発言を封じ込めようとする力が働いている点です。このような対応は、表現の自由を侵害するものに他なりません。音楽やアートにおける自由な表現を守るためには、プラットフォームが規約の運用を見直し、言論の自由を尊重する体制を整えるべきです。
解決策としては、1) 音楽プラットフォームの規約を明確化し、政治的表現を不当に制限しないようにする、2) ユーザーが表現の自由を守るための抗議手段を強化する、3) 政治的発言に対してリスクを取らない文化を作ることが重要です。アーティストの自由を守ることこそ、真の民主主義社会の基盤となるのです。
ネットからのコメント
1、今さら「特定の個人ではありません」と言われてもここまで報じられて共産党からも支持されちゃったら完全にアウト。 これは特定の個人に対する誹謗中傷です。 音楽を使って個人を誹謗中傷するなんて、音楽家としてサイテーです。
2、この記事に出てくる歌詞の部分が他記事でも引用されてたから、この程度ならいいんじゃないかなと思ってたけど、聴いてみたら思ったよりももっと全部攻撃的だった。 むしろ、誹謗中傷になりかねないからこの部分しか引用できなかったのかなと思った。 表現の自由の範囲内なのかもしれないけど、このやり方は私は好きではないかな。参政党に否定的な私でも引いたし、風刺にしては直接的すぎた。
3、恋愛に関する歌や自分を励ます歌なんかは聞き手の気持ちに寄り添うから必要なんだと思う。 でも何かに対して訴える歌や、それこそ政治に関するものは歌にしたってしょうがない、文句があるなら出馬して政治家になって言えよ、と大人になってからは思うようになった。相手してくれるのは中学生までかな。
4、差別が良くないと言うなら、保守の方々を人でなしのような扱いするのやめたら。 自分以外は全て間違ってるという考え方そのものが差別を生んでいる事にそろそろ気付こうね。 有権者はもう気付いていて、少しづつ御党から離れていってますよ。 選挙でそれは如実に感じましたよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e3872761409de94a873626facfb8aac50752f7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]