2025年7月21日、福岡県福津市の住宅街で、鉄骨3階建てのビルが突然崩壊しました。このビルは少なくとも20年以上空き家で、所有者はすでに亡くなっていました。午後9時すぎに倒壊が発生し、近隣住民は驚きの声を上げました。音を聞いた住民は「ガシャーン」という音とともに崩壊した様子を目撃しています。ビルの崩壊により、隣の倉庫ががれきに押しつぶされ、家財道具が放置された状態が見受けられました。現在のところ、倒壊の原因は不明ですが、住民たちはガス爆発や風の影響ではないと話しています。
突然のビル倒壊は住民にとって非常にショックな出来事です。空き家が長期間放置されていることが原因となるケースが多い中、放置されている建物が周囲に大きな危険をもたらすことを改めて示しています。特に、倒壊したビルの所有者が亡くなってから長期間何の対策も取られていなかったことは、行政の管理責任が問われるべき点です。
問題の本質は、空き家の管理や老朽化した建物の取り扱いが不十分であることです。空き家が周囲に与える危険を未然に防ぐためには、より強力な規制や、所有者不在の場合の迅速な対応が求められます。
解決策としては、1) 空き家の所有者が不明な場合でも、自治体が定期的に建物の状態をチェックし、安全基準に達していない場合は早急に対策を講じる、2) 老朽化した建物を持つ所有者に対して、適切な修繕や撤去を促進する制度を強化する、3) 建物倒壊のリスクを減らすために、定期的な点検と早期警告システムを導入することが重要です。
ネットからのコメント
1、こちらの物件がどうかは不明ですが、更地にすると住宅用地軽減措置が適用外になり固定資産税が高額になってしまいます。 所有者の問題もあると思うけど、全部が全部簡単に売れる土地ではないし、このような税制のままだと、空き家や廃墟の問題は益々増加するでしょうね。
2、建て替える価値もない立地でも、昔と大差ないやたら高い固定資産税を取る。その意地汚さがこういう事態を招く。特定空き家問題の本質は、割高なまま放置された固定資産税なんだろう。
3、付近の家に被害がなかった様で何よりでした。鉄筋や鉄骨の建物は木の様に軽い素材の壁ではないので、崩れた瓦礫で隣家の壁が崩されたり、隣人が怪我をしてしまったりすることが一番怖いと思います。 長いこと使われなくなった鉄筋の建物って日本中に結構有りそうだし、少子化で益々増えそうなので、老朽化したら特別の保険に国や県も助成してでも入らせるとか何かしらの対策が急務なのでは?
4、家を購入したら、10年に一度、大がかりなメンテナンスというか、リフォームする覚悟と資金計画が必要です。 それがないと、天災で壊れても、せっかく火災保険に入っていたとしても劣化と判断され、お金はおりない。 それを分かっている人はあまり多くない。 今では古民家が~とか人気あるが、家の購入以上にメンテナンスの費用を費やしても完璧は難しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a2e8ade14b0d718814af2cbc7f47dbf1c25e371a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]