昨日、岩倉の試合を見て、ひとつ気になったことがある。「内角攻め」を強気に貫く姿勢が良いのか、悪いのか。確かに、勝つためには相手打線に圧をかけるのも必要だし、思い切った攻めが結果を生むことも多い。しかし、死球が7つも出る展開、これってどうなの?いくら「勝つための内角攻め」と言っても、相手が怪我をしたりしたらどう責任取るつもりなんだろう。結局、試合後に「申し訳ない」って謝罪したって、正直意味があるのか疑問だ。
あの戦法を全面的に賞賛する声もあるけれど、相手チームの選手たちは果たして本当に「フェアプレー」と言える状況だったのか? 7回、梅景選手に三度目の死球を与えたシーンを見て、これが本当に高校野球の醍醐味なのかと考えざるを得なかった。試合が荒れるたびに「これが勝負だ」と言われても、それで本当に正しいのか、と思う。
勝つためにあらゆる手を使うのは分かるけど、勝つことと、やり方に対する責任感は別物だ。技術と覚悟を持った選手たちを、過信することなく、見守る側も冷静に判断したいところだ。
結局、勝つことがすべてではない。本当に大切なのは、何を犠牲にしてまで勝ちたいのか、ということ。
ネットからのコメント
1、これは流石に高野連が何か対策立てないとダメでしょ。
7死球のうち4番に4打席連続死球なんて狙ってると言われても仕方ない。帝京は名門でファンも多いから岩倉には誹謗中傷とか多くもありそう。今年の選抜でも山梨学院の選手が天理の選手を怪我させて問題になったばかりだし。打者はもちろん、ぶつけた投手を含め守れるように何か対策立ててほしい。
2、強気の意味を履き違えてるように思うけどね。1つ2つならまだしもさすがに7死球は多過ぎる。きちんと厳しいコースをつける技量があってこそ強気の攻めというのが成り立つのであって、ボコボコ同じ打者に4連続、しかも注意された後に頭部危険球はちょっと擁護できないわ。インコース攻めが駄目なのではなく、やるならそれなりの技量を身につけてからにしないと。正直頭部危険球の後は岩倉の監督さんが投手を強制的に替えないといけなかったと思う。
3、そこそこ長い間、高校野球を見ていますが、一試合で七死球は自分の中では見たことがありません。(七四死球は数多く見ていますが)しかも記事によると、一人のバッターに三つ当てているようですし、これは次の試合では審判の見る目が厳しくなるのではないでしょうか。
4、強気とかじゃない。極論を言えば、全て死球で当てまくれば、相手は試合続行不可能で勝てます。今回の事象を機に、投手は3死球当てたら交代しなければいけないとか、高校野球に限っての特別ルールを作ったほうが良いのでは?7死球も当てて勝ったとか、スポーツマンシップのかけらもない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/614ac78470034c1f4dd0a2812cb1968cd7b0d5af,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]