2025年7月23日、トランプ米大統領は、日米間の貿易協定についてSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、日本が初めて米国市場を開放したことを強調しました。また、合意に基づき、日本がボーイング製航空機100機を購入し、米国産コメの輸入を75%増やすとともに、農産物や防衛装備品などを80億ドル分購入することに合意したと発表しました。防衛費は年間140億ドルから170億ドルに増額されることも含まれています。自動車関税は27.5%から15%に引き下げられ、医薬品や半導体については別途交渉される予定です。トランプ大統領は、関税の引き下げと市場開放が大きな利益をもたらす可能性があると述べています。
この貿易協定は、アメリカにとって一時的な利益をもたらすかもしれませんが、長期的には日本にとって不利益を招く可能性が高いと言えます。特に、自動車関税の引き下げや農産物の大量輸入は、日本の産業や農業に深刻な影響を与える可能性があります。また、防衛装備品の購入増加や防衛費の増額は、日本の安全保障に対する依存度を高め、アメリカの影響力を強化するだけでなく、地域の軍事的緊張を高める恐れもあります。トランプ大統領の主張する「市場開放」が本当に日本の利益になるのか、慎重に考えるべきです。
日本の自主性を保つためにも、これらの貿易協定に対する詳細な分析と議論が必要です。
ネットからのコメント
1、関税のためにいろいろと折れてさ、 25%ってのが15%になって喜んでるけどさ、アメリカって、そこまでご機嫌伺いしなきゃならない国ですかね? 終戦から何年経ちました? 日本国が日本としての自国での防衛力を高める必要があるのでは? ウクライナを見てよく分かったと思いますが、自国のことは自国民しか守れませんよ。
2、ボーイング機は、日本製部品を幅広く採用しているので、日本の部品サプライヤーにもメリットがあるとは言え、ここ数年、安全性に懸念が生じる事態が続出しているボーイング機を大量購入は、モヤっとする。 今回の購入の前提として、これまで通りではなく上乗せで、失われた信頼をいかに挽回させて担保させるか、きっちり詰めて欲しい。
3、やっぱりこういう条件付きだったか。 アメリカがトランプが緩い条件で関税を15%にする訳がない。 結局は国民なジワジワと負担がかかるだけでそこまでメリットも無く、ただアメリカが喜ぶだけで終わっただけじゃん。 自民はこれを誇らしげに実績として掲げるんだろうね
4、インド機墜落の原因は787の燃料供給バルブに以前から不具合あり定期的に交換を促していたらしいですね。パイロット自殺説で片付けようとしたみたいだけど。ボーイングがまた日本の空に増えるのか。ちゃんと改良されてから飛ばして欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/04502265e02877e2d6d00f7b060cbdb145d58bb7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]