富士山の83歳女性救助のニュースを見て、私は何とも言えない気持ちになった。まず、女性の勇気には敬意を表するが、冷静に考えてほしい。「痛みを感じなかったから登山を続けた」という発想がもう危険すぎる。 体調に異変を感じた時点で、無理をせず下山するのが常識だろう。
さらに、「息子と一緒だから大丈夫」という無意識の過信も問題だ。息子も、母親の状態がどれほど深刻化しているのかを早期に把握できなかった時点で、反省点がある。登山は「一緒に行けば安全」というわけではない。そもそも、転倒後の痛みが悪化する前に、適切な判断をすべきだったのではないだろうか。
そして、何より気になるのは、登山者に対する危機管理の意識の低さだ。気温が下がり、雨が激しく降る中で、「大丈夫」と思って進んでしまうこと自体が問題だ。まさか登山を始める前に天気予報を確認していなかったのか?もちろん、「登山を楽しみたい」という気持ちが大切なのは分かるが、命の危険を冒すほどの価値があるのか?
結果として、救助隊が現れるまでに数々の危険な瞬間があったことを考えると、「登山は準備と判断が全て」と改めて思わされる。安全第一の意識が足りなければ、どんな山も制覇することはできないのだ。
ネットからのコメント
1、救助に携わってる方々の心労が心配だよ。自分は登山の経験は無いのでネット知識だが、登山に必要なのはまず体調管理。そして食料や防寒具などの装備の用意。登山ルートを人に伝えること。天候の確認。 それらは前提であり、一番重要なのは引き際を間違えない事だと思う。 今回助かったのは運が良かったからじゃなく、息子さんの判断と、天候、なにより救助に携わった人達の働きによるものだ。 猛省して欲しい。
2、70過ぎたらハイキングにしなよ笑 若い時と比べると筋力、柔軟性、平衡感覚、視力が格段に衰えている。いくら元気でも83歳は危険過ぎる。 更に高血圧、心臓病、糖尿病とか持病を持ってる元気な高齢者は登山中に体調が悪化する人が多く、もれなく遭難してる。 自宅に戻ったら介護保険申請して山じゃなくてデイサービスに通ってください。
3、もうこれは有料にしましょう登る自由、権利を尊重するとともに、責任、救助してくださる方々、県、警察への対価は必要です例えば入山料金を1人3万円にして、救援要請なく下山したら2万円バック+記念品というように山岳保険分も合わせて徴収したほうが皆が納得できる誰が好き好んで頂上付近で動けない人を背負って下山しなきゃいけないんだ仕事とは言っても危険すぎるエベレストはいま数百万円積んでも登れるかどうかです無謀とも思える人の挑戦(サンダル軽装の外国人や、炎上覚悟の配信者、高齢だけど一生の記念)などには相応の常識と補償能力の担保が必要だと思います
4、テニスで83歳というのは、左右前後に一歩がやっとというのが普通です。長年テニスを続けてきた人でも80歳を過ぎると周りの足手まといになります。登山は体力の衰えを感じ難いのかもしれませんね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/28a1789d8c3c2cf4b9d15579d16a47dbd50f7add,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]