2025年7月23日、愛知県豊橋市で行われた新アリーナ建設を巡る住民投票の結果、賛成派が勝利しました。開票の結果、賛成が10万6,157票、反対が8万1,654票となり、賛成多数となりました。推進派は歓喜し、「夢のようだ」と喜びを表し、事業の推進を確認しました。一方、反対派は「リターンが不明確」として不安を示しつつも、結果を受け入れる姿勢を見せました。この住民投票は、アリーナ建設を巡り市民を二分する結果となり、市長は結果を尊重し、事業継続の方針を示しました。長坂尚登市長は、当初アリーナ建設反対を掲げて当選したものの、住民投票の結果を受けて方針を転換し、市民の選択を尊重して事業を進める意向を明言しました。
「夢みたい」とか言ってる推進派の人たち、確かにワクワクする気持ちはわかる。でも、冷静になって考えてほしいのは、このプロジェクトが本当に地域の未来にとってプラスになるのかってこと。そもそも、反対派が指摘している通り、230億円の投資に対してのリターンが明確でないのに、どうしてそんなに無邪気に賛成できるんだ?「いつか良くなるだろう」じゃなくて、「今、何が問題か」を真剣に考えないと、後悔するのは市民だよ。
豊橋市の新アリーナ建設を巡る住民投票の結果が賛成多数となったものの、この結果には多くの問題が含まれています。アリーナ建設を推進する一部の意見は、確かに地域の発展を期待するものでしょうが、そのリターンが明確でないことや、市民の負担がどのように計算されるのかという点で不安を感じざるを得ません。また、長坂市長が当選時に掲げたアリーナ建設反対の立場を突然転換し、住民投票の結果に従うという姿勢には、一貫性の欠如が見られ、リーダーシップの問題が浮き彫りとなっています。今後は、市民に対する説明責任を果たし、アリーナ建設が本当に地域に利益をもたらすのかを検証することが求められます。具体的な経済効果や地域への影響を十分に説明し、透明性を確保することが急務です。
ネットからのコメント
1、市長の「住民投票という形で、明確に市民の選択が示されたので、私的にはこの結果を尊重していく。」という姿勢は私は評価したいです。 こういった自体に陥った時に民意を無視し、自分の考えに意固地になる市長や長が多い中、結果を受け止めその中で自分のやるべき仕事を精査して行く姿勢こそがあるべき姿だと思います。
2、経済効果1100億円のうち実際に市内に直接落ちるお金は1/6程度だし、コンサートライブイベントはプロモーターに対する市場調査で絶望的。 運営費についても過去に別名目での赤字補てんのスキームがあったので、今後の話し合いで市の負担が一切ないとは言いきれない。 実際、全国にある5000人規模の公設アリーナで完全独立採算は確認できない。 民意で決まったものは仕方ないけど、スターツや推進派が主張していた『公約』が果たされるのか見ていく必要がある。
3、賛成派です。 長坂市長はあくまで市長選時には反対を掲げて立候補され当選された訳ですから、当然、今回のように明確な民意が示されるまでは、反対に向けて市長として職務を行うのは公約として当然です。
その上で、住民投票の結果が示された以上、民意を尊重する選択を長坂市長がされたことは評価されると思います。 少なくとも民意は示されたので、賛成派、反対派はノーサイドであるべきですし、この期に及んで、長坂市長への不信任決議案をチラつかせる自民党豊橋市議団の姿勢等は疑問符が私にはついてしまいます。 今後、予算等の問題もまた新たに出てくるかもしれませんが、一市民としては民意が示された以上は、わだかまりを残すことがないように、賛成派、反対派双方が矛を収めることを希望します。
4、住民投票の結果ですからアリーナは建設すればいいさ。 ただ現時点で230億円と言ってるが十中八九そんな価格では収まらないと思う。 見積もりの甘さや昨今の資材価格や人件費の高騰、予定通り進まない工事計画。300億400億と青天井で費用が積み上がっていくだろうね。 完成後も毎年多額の赤字を計上していく見通しが既に出ているし。 コスパが悪すぎる投資をしたツケが何十年も尾を引くよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d617c14655a12430c57e073a4e0527d25e9891aa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]