2025年7月23日、JR西日本の倉坂昇治社長は就任後初の定例会見で、北陸新幹線の「米原ルート」再検討を求める声に対して、京都駅近くを通るルートが望ましいという見解を改めて述べました。現在の計画では、北陸新幹線は福井県の敦賀駅から新大阪駅まで延伸され、京都市を通る「小浜・京都ルート」が決まっています。しかし、京都市内を通る地下トンネル工事に関する懸念がある中、維新の候補が「米原ルート」を提案し、京都選挙区ではこれが争点となりました。吉村洋文大阪府知事も米原ルートの再検討を支持する姿勢を示し、今後の議論が注目されています。
北陸新幹線の延伸ルートを巡る議論は、地域の発展と利便性を考慮した重要な問題です。しかし、現在の「小浜・京都ルート」の計画には、京都市内での地下工事に対する懸念が強く、住民や自治体の反対の声も少なくありません。特に、京都市内を通るルートでのトンネル建設に伴う工事が長期化し、地元住民に与える影響を無視することはできません。
問題の本質は、利便性と環境・住民への影響とのバランスをどう取るかという点です。京都駅を通るルートが最も便利であるという意見もありますが、地域住民や環境に与える負担をどう軽減するかが重要です。
また、米原ルートを再検討することも一つの選択肢として検討するべきですが、その際も、各地の意見を丁寧に聴取し、最適な解決策を導き出す必要があります。
解決策としては、1) 京都市内の地下工事の影響を最小限に抑えるための技術的な工夫を行う、2) 地元住民の意見を尊重し、地域に与える影響を考慮した計画を進める、3) 米原ルートを含めた代替案について、客観的なデータと意見を基に再評価することが求められます。
ネットからのコメント
1、北陸新幹線はJR西日本のために造るのではない。国が費用対効果などを勘案し決める。一方京都市は京都駅を通るルートを事実上拒否し、参議院選ではルート見直しを公約に掲げる候補がトップ当選。これ以上つくらないのがいいのか、米原がいいのか、亀岡がいいのか、舞鶴がいいのかはあえて言わない。とにかく京都駅ルートは詰んだ。これにこだわれば着工がどんどん遅れるだけ。
2、現京都駅の地下に新駅作ろうとしたら大深度地下トンネル掘る必要が出てくる。それを避けようとすれば嵯峨野線沿いに降りてくるか琵琶湖線沿いにくるかのどちらかしかない。琵琶湖線沿いとなれば湖西線使わねばならず難しい。大深度地下トンネル避けて現京都駅避けて作るしかない。どのみち大分先になる。ゆっくり検討してくれ。
3、まぁこの問題は直ぐには決着をみないだろうな、西日本とっては小浜ルートのほうが精算性とれるだろうし、米原ルートでは東海と被ってしまう、小浜駅からその間の駅は無く京都駅でそのほとんどがトンネル工事でそこに京都府や京都市などが工事費用を払わなくならないのではそお簡単にOKを出すはずがない、米原ルートでは滋賀県が在来線の第三セクター化を望んでいない、更には米原駅の改修工事なども絡んでくる、まず間違いなく解決にはまだ数年かかるんだろうな。
4、米原ルートだと東海道新幹線を持つJR東海に売上の一部を得ることになるので、JR西は、まるまる儲けになる小浜ルートを推すに決まっている。 しかも、新幹線の建設費は全てJR西が出すわけではなく、その多くが国や地方が出してくれるので、儲かる方を推すのは企業論理として当然。 全額をJR西負担と言ったら、償還までに相当期間を必要とし、その間に人口減で利用者が激減し償還できなくなる。 全負担なら、きっと推さないよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7a5556ddfe1d708f1dd4ca92be96fdee7c7d00ce,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]