首相続投を「永田町の論理」だと言われても、なんとも言えない気分になる。国民民主党の玉木雄一郎氏が言った通り、選挙結果を無視して続投を決める政治家の姿勢には、もはや驚きもない。選挙で自民党が大きく議席を減らしたことに関して、首相は一切触れなかった。**「民意はどこへ行った?」**って話だ。国民が投票箱に込めた思いなんて、ただの絵空事に過ぎないのだろうか。
永田町の論理なるものが、今や国民から遠いところで決められた政治を象徴している。内輪で話し合っただけで何も決まらず、その後に「続投する」という発表。これが「責任を取る」ってことなのか?あまりにも無責任に映るが、本人たちにとってはあれが政治の「現実」なんだろう。
正直、どんな理由があっても、民意を無視して「続ける」ことに何の価値があるのか理解に苦しむ。国民の声が政治に反映されることこそが、本来の政治だろう。続投したところで、また同じような結果が待っているだけではないか。永田町の論理で決めた結果が、次の選挙でどう出るのか、ちょっと怖い。
ネットからのコメント
1、約束を守れない石破政権と協力をすることがないということは明確に申し上げたいとのスタンス継続でいいと思います。
石破政権継続ということは、自民党税制調査会メンバーが実質的な最高意思決定機関というのも変更が無いということだと思いますし、ガソリン減税や消費税減税阻止のために引き下がりたくないということかもしれませんね。ただ、まるで選挙結果がなかったような振る舞いで選挙で示された民意は一体何だったのかとは多くの日本国民が感じていることだと思いますね。石破政権は、消費税を守り抜くと宣言しただけあって、日本国民の想いより消費税優先ということなのでしょう。
2、まあ理由がよく分からないと言うのは同感ですね。とは言えこの党を含めた野党が不信任案で倒閣に動いた結果もう一度衆院選で戦う勇気があるのかは疑問ですし、あまり期待すべきではないにせよ自民の県連の今後の動きをとりあえず見守りたいと思います。何にせよ今後現政権に大連立と称して力を貸す野党が出て来るとすればその党を絶対に許さないと言う気持ちでいっぱいです。
3、国民民主はこの選挙で大幅な議員増員になったが、党首の玉木氏は、これから自分の私生活でマスメディアの追及が激しくなる事で、自らがモラルや公人としての政務をしなければならいそれこそが、国民の民意と真意に応えることになる。これで満足する事でなく、投票率が半分以上あった今回の選挙でも約4割の人が、投票に行かなかったのが残念でならない。民意はせめて7割の人が投票し、それが国民の総意だと思う。まだまだ選挙改革を推し進めなければならない。
4、今回の選挙を受けて、石破首相は退陣するのが筋だが、それを拒否るなら内閣不信任案を野党は出す必要がある。内閣不信任案の動議を出すには衆議院で51人以上の議員の署名が必要なので、国民民主党は単独では出せないということだろうが、石破首相が辞めないようなら玉木さんは他党と連携して内閣不信任案の動議に動いてほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7d63e2a4e259c6e877863a70124f80f0999a9eb1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]