2025年7月21日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)に、“迷惑系インフルエンサー”として知られるサニバニ氏が江の島のロケに登場し、炎上騒ぎが起こった。番組では、派手な水色ビキニとロングヘアで「四季を大事にしている」と語る様子が放送されたが、過去に全裸ボディペイントで渋谷に出没、池袋PARCOや映画イベントでも迷惑行為を繰り返していた人物としてネット上で問題視されてきた。SNSでは「なぜ出演させたのか」「不快だ」と批判の声が相次いでいる。テレビ局側の選定にも疑問の声が高まっている。
一部で「おもしろ枠」として消費されている“迷惑系インフルエンサー”の登場を、公共の電波で安易に許した『月曜から夜ふかし』の姿勢は看過できない。過去に度重なる公序良俗違反行為を繰り返してきた人物を、事前に調査せず“話題性”だけで起用することは、番組の品位のみならず、視聴者との信頼関係も損なう行為である。
この問題の本質は、視聴率至上主義が「迷惑行為の容認」へと無自覚に繋がってしまう日本メディアの構造的欠陥にある。再発防止には(1)出演者の事前調査体制の強化、(2)倫理審査委員会による第三者チェック、(3)視聴者からのクレーム受付・公開の制度化、が急務だ。
“炎上商法”に依存する番組作りは、情報メディアの自死にほかならない。社会の規範を壊してまで笑いを取る時代は、もう終わらせるべきだ。
ネットからのコメント
1、スタッフも思わず声をかけたとありますが、避ける意思もなく視聴率が欲しくて声をかけたのでは? 今後は街頭インタビューをする場合、対象の年齢や職業などの情報と、SNSをやっている場合はそのアカウント名と投稿内容などを事前に確認したほうが良いですね。 身元やアカウント名を明かせない場合は編集で完全にカットorモザイクを施すなどで対応すればいい気がします。 そしてこの人は地上波で全国区になれた(してくれた)ことに対して喜んでいる可能性もありそうですね。
2、最初は奇抜な格好だけど家族仲も良さそうで 喋ると意外と常識人なところあるのかな?と まぁまぁ好意的に見てる人も多かった。 しかしラブ&ベリー展で子供もいるのに目立ちたいだけで全裸のような格好をし、作品を汚すような写真を投稿した頃から風向きが変わってきた。 ウィキッドでの緑のペイントで他人のワンピースを汚した際は、散々叩かれて最終的に謝ってたけど、「アタシはアタシ!他人はモブ!どうでもいい!」という思惑が透けて見えて、完全にヤバい人認定されたと思う。 こういう迷惑系が少し良いことをすると、とても良い人に見える傾向があるが、社会で生きている以上ほかの人に不快な思いをさせてきた烙印は消さないと思う。
テレビ局側も視聴率欲しさに、この人を面白おかしく取り上げないほうがよかった。
3、インターネットの普及により、この世界には様々な人がいる事が分かったので迷惑系〇〇っていう方々がいてもおかしくないと思う 100万歩くらい譲って 分からないのはそれを支持する人がいる事とその行為で収益を得られる事ですね まったく面白くないし、その行為にお金を払ってはならないでしょう 何でもかんでも再生回数や閲覧数に応じて金を出してはダメでしょ 企業にはそのあたりを考慮頂きたい
4、今は人が嫌がる事や迷惑行為が面白い時代じゃないわけです。他局があれほど酷い目にあっているのにわからないのでしょうか。これだからオールドメディアはと言われてしまう。少なくとも公共性のあるテレビで面白おかしく放送する内容ではないですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a8cb6e8abb4c8f7f704d4c41675f95103cfe3f56,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]