国の政策が農家を犠牲にしている現実、誰が想像しただろうか。最近、アメリカとの関税合意が発表された。内容は、アメリカからの輸入品に対する関税が25%から15%に引き下げられるというものだ。政治家たちが「歴史的な合意」とか「国益に一致」とか盛んに言ってるけど、これが本当に国民のためになるのだろうか? 「農業を犠牲にして、国益を守る」なんて言葉が通じる時代か?
確かに、アメリカ側が「最大の貿易協定」だと自画自賛しているのは分かる。でも、そんな自己満足で私たちの生活がどうなるのか考えたことがあるのか? 特に、コメ農家からの怒りの声が無視されている現状に心が痛む。農業が交渉の「道具」として使われるのはもううんざりだ。
石破総理が「最悪の事態は避けられた」と言ったその裏で、鳥取の鎌谷さんは怒りを爆発させている。「またもや農業を犠牲にするのか」と、彼の言葉に胸が痛む。これは単なる農業の問題じゃない。地域の生活、未来の食卓が脅かされている。農家たちが声を上げても、政治家たちは「国益」を理由に無視し続ける。それでいいのか? 「政治家が守るべきは、国民の暮らしそのものだろう。」
結局、誰が本当に「守るべきもの」を見失っているのか、問い直さなければならない時期に来ている。
ネットからのコメント
1、私は国産米と輸入米が同じ価格で並んでいたら絶対確実に国産米を買います。これからも生産者の皆様を応援しています。皆様に負けないよう私も自分の仕事をがんばります。
2、私、みかん農家ですが、米農家さんも自信を持ってもらいたいです!日本の米は、海外産の米に負けない味と品質があります。これまでの米農家は過剰に国に保護され、一方で生産量等をコントロールされていたと思います。自信を持って生産し、車のように輸出して稼ぐ方向に進むべきであり、実現可能かと思います。JA等も海外への販売営業を積極的に行うべきです!!
3、ミニマムアクセスは保護関税を設定する代わりに受け入れならなければならない無関税の輸入米。これは元々あったもので、今まではアメリカ、タイ、オーストラリア、中国などからミニマムアクセス米を輸入してきました。これのアメリカの割り当てを増やして全体量は変わりませんので、そこまで農家を犠牲に、って話でも無いと思うのですが。減反政策から増産政策に移行していきますし、農家も国内では守られながらも世界に商売を広げなければなりません。そうしなければ、増産するので国内米価は落ちます。農家の補助金は新たに必要としても、国に文句ばっかり言ってる場合でも無いと思いますが。
4、今回の関税交渉は,7月中旬には基本的に合意していたとの報道があります。つまり,参議院選挙前には,ある程度合意していたのです。
肝心のトランプ氏への説得だけが残された状況にしただけであって,よって参議院選挙前でも合意可能でした。では,どうして参議院選挙前でのトランプ氏への説得交渉を行わなかったのでしょうか?ここに大きな疑問があります。コメ農家さんの怒りが起きることが分かっていた可能性であり,参議院選挙前での合意は避けたと考えるのが妥当かと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ff1aefeb6b88bd423ae6b96938340d35b27fbb15,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]