2025年7月23日18時10分ごろ、京都市上京区丸太町通を走行中の市バス(202号系統)が、前方のスポーツタイプ自転車の危険運転により急ブレーキをかけ、車内にいた57歳の女性が転倒。左肩を骨折する重傷を負い、病院に搬送されました。バスには当時35人が乗車しており、他の負傷者はなし。自転車を運転していた男はそのまま立ち去っており、警察は「ひき逃げ」の疑いで捜査を進めています。
歩行者や乗客の命を危険に晒すような自転車の無謀運転が、ここまで重大な事故を引き起こす時代になった。今回のように、一台の自転車が公共交通機関の運行を妨げ、結果として罪のない女性に重傷を負わせたにもかかわらず、その場から立ち去った行為は、単なるマナー違反では済まされない。明らかな“ひき逃げ”であり、厳しく裁かれるべきだ。
この事件の本質は、都市部で進む“自転車優遇”政策と安全教育の空白だ。①車両並みのスピードが出るスポーツバイクに対する登録制度の義務化、②バスや交差点周辺での自転車監視カメラの常設、③自転車運転者への免許・講習制度の段階的導入――これらが今や必要不可欠だ。
バスは公共の命を預かる空間だ。それを脅かす者に、逃げ道を与えてはならない。
都市の利便性と公共の安全は、決して引き換えにすべきものではない。毅然たる対処こそ、未来の事故を防ぐ鍵となる。
ネットからのコメント
1、良い流れです。私は車もバイクもロードバイクも運転しますが、全体的見ると自転車のマナーが最も悪いと思っています。 一定の危険度があるにも関わらず検挙がされにくく、交通弱者でもあるため、いわゆる無敵状態で我が物顔で運転する者が多すぎます。 後ろを見ずに急に進路変更するものや見通しの悪い角を猛スピードで曲がるものなどなど。 本件がきっかけで自転車への取り締まりがいっそう強化されることを祈ります。
2、京都市では外国人のスポーツタイプ自転車での車道通行を頻繁に見かけます。 車道の左端を通行するというより、二輪バイク並みに車道へ出てきて、車を運転しているこちらがヒヤッとすることも何度か… レンタルサイクル業者は加害者としての保険登録をさせてるのだろうか、不安も… 事故になった場合は車側の責任が重いので、住人ではない人達の気ままな運転は、レンタカーに限らず自転車にも本人確認をして貰いたい… 検挙されたとて、外国人の場合は「そんなつもりじゃなかった」「悪意は無い」と言い逃れて無罪放免の確率が高いので納得もいかないが…加害者が日本人なら自転車で飛び出して「ひき逃げ」と言われるとは。
3、京都は 電動キックボード的なのや セグウェイみたいな違法な乗り物が横行し タクシーが交通を妨げてるし そのせいで バスが急ブレーキ増えたし 平日の昼間か 終電間際の夜しか怖くて乗れません 本当に顔を晒して 啓発に取り組んで欲しい
4、「道路が狭い」「道がないから広くしろ」という意見がありますが、普段からスピード出してる人間は道路を広くしてしまうと、たちまち増長して歯止めが効かなくなります。 道路整備よりまずは「交通法規の周知の徹底」「免許若しくはそれに代わる物の作成」だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f6c89e1e3a098577f59291b38bac5ff79f5a84ef,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]