2025年7月23日、自民党青年局は党本部で緊急会合を開き、参院選の大敗を受けて、石破茂首相(党総裁)の退陣と党執行部の刷新を求めることを確認した。会合には中堅・若手議員、各都道府県連の青年局幹部が参加し、オンラインでも実施された。議論の結果、衆院選、都議選、参院選での3連敗を踏まえ、石破首相の即時退陣と党執行部の刷新が必要だとの意見が大半を占めた。中曽根康隆青年局長は、両院議員総会の開催を提案し、「党の顔を変えることが国民へのメッセージになる」と述べた。
自民党青年局の緊急会合で浮き彫りになった問題は、党内での執行部への不満と、支持層の不信感だ。3回の選挙における敗北は党の内外で深刻な影響を及ぼしており、石破首相(党総裁)の退陣と組織刷新が急務であることは明白だ。選挙戦の結果は、政権運営の失敗を浮き彫りにし、党内の信頼感を完全に失わせた。
この事態に対する自民党の対応は、ただ党首の交代や執行部の刷新だけに留まっていては意味がない。まず、党内での実力主義を強化し、従来の派閥政治を排除する必要がある。次に、候補者選びや政策決定プロセスの透明化を進めることで、国民の信頼を取り戻すべきだ。そして、若手議員の意見が反映される体制を整え、次の選挙に向けて民意を反映させる方策を講じることが求められる。
自民党が党改革を行わずして支持を回復することは難しいだろう。今回の会議で示された議論が、単なる言葉に終わらず、実行に移されることを期待する。党の刷新は、国民に対する誠実なメッセージとなり得るのだ。
ネットからのコメント
1、自民党青年局が石破茂首相の退陣と執行部刷新を要求する一方で、「党内改革だけでは限界があるのでは」との指摘も浮上。3連敗の責任論が高まる中、「党の顔が変わる」というスローガンだけでは、有権者の信頼回復は不十分との見方もある。もし真の変革を目指すなら、既存の枠組みを超えた新党結成も現実的な選択肢となり得る。青年局の若手議員らが「自民党再生」にこだわるか、大胆な政治再編に動くか、今後の動向が注目される。
2、これは石破総理がやったんでしたっけ? 忘れちゃったのかな? 懇親会過激ショーの件 「青年局も自らの不祥事により、刷新の原動力として存在を発揮できなかった」 地方から寄せられた「公党メンバーとしての自覚と責任感の欠如が原因」「熱心な支援者でさえ、『次は自民党には投票できない』と言うほど状況は厳しい」などの意見も列挙した。 和歌山市内のホテルでの懇親会…青年局関係者ら50人が参加。露出の高い水着のような姿の女性がダンスを披露し、参加者が千円札をチップとして口にくわえてダンサーに渡すなどした。 党本部からは青年局長藤原崇、同代理中曽根康隆の両衆院議員が招かれ出席問題発覚後に引責辞任。
3、石破さんは普通の人の目線で自民党執行部を批判するところに人気があったのだと思うが、今回の選挙でも、普通の感覚ではあり得ない二階ジュニアやなんとか水脈といったとんでも候補を排除することもできなかった。今までの人と同じになってしまった時点で石破さんは命脈も尽きたのだと思う。
4、みなさんが選んだ総理総裁。あの時間違ってなければ、いまの状況が変わっていたかもしれない。衆議院解散して、石破総理総裁に国民の信を問うて見てはどうでしょう! 森山幹事長の方が責任重いと渡しは見てます。 こうしたいって考えて実行に移すだけの行動力がなかった。総裁選で投票した自民党国会議員しっかり総理を支えてください!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cfb22bea45792c710e723ace0dce94e714b3fc56,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]