砂糖の原料をサトウキビに変えたコーラ? 何がどう変わったのか、正直よくわからない。確かにサトウキビって、カラフルで健康的なイメージがあるけど、それがコーラにどう影響するんだ?って疑問しか湧かない。
アメリカのコーラが「サトウキビ使用」なんて、まるで環境に配慮してますって感じを出したいだけに見える。でも、正直言って、そこまでの変化は必要か?高果糖コーンシロップを使っている現状でも、誰もが手に取っている。サトウキビ糖を使うことで、突然コーラが健康的になるわけでも、味が劇的に変わるわけでもない。それなのに、あたかもエコを意識したかのようなプロモーションで、消費者をだましているんじゃないかと思えてならない。
そして、トランプ大統領の発表。「サトウキビ糖に変更」という決定が、果たしてどれほど意味があるのか。もし本当に「健康」を意識しているなら、まずは甘味料そのものを減らすべきでは? でもそれをしないのが企業の常套手段で、マーケティングだけで“エコ”と“健康”を謳うのが本当の目的なんだろうな。
一番の問題は、このような小手先の変更で消費者が満足すると思い込んでいるところ。真の改革は別のところにある。
ネットからのコメント
1、原料にサトウキビを使った“昔ながら”のコーラが復活するのは少し楽しみ。高果糖コーンシロップは健康リスクの声も根強いし、より自然な素材を使う流れは歓迎したい。ただ、それがトランプ氏の働きかけによるものという点にはやや驚く。健康志向やノスタルジーに訴えるマーケティングとしては強力だけど、政治的な色がつくと微妙に見える人もいそう。いずれにせよ、消費者に選択肢が増えるのはいいことだと思う。
2、この記事の内容が本当なら、変更ではなくサトウキビを使ったコーラを商品に加えるということになる。まあ、販売量からして、全てサトウキビに置き換えるのは不可能だと思います。
3、原料が何を使っていようと、コーラはとんでもない大量の糖分が入っているので、健康に悪い事は変わりがありません。若いころは毎日ガブ飲みしていましたが、ある時ネットでとんでもない量の糖分が入っている動画を見てから飲むのを辞めてましたが、こないだ十数年ぶりにコーラ飲んだ際、あまりにも甘すぎて、気持ち悪くなりました。仮に、普段飲んでるコーヒーに、砂糖を一杯入れている人が、十数杯~二十杯以上入れているようなのが、コーラ等の炭酸飲料です。最近は、無糖で香りづけだけしたフレーバー炭酸が売っているので、炭酸飲みたい場合、それを飲んでいます。
4、1960年代までの清涼飲料における糖類はほとんどが砂糖で、これはサトウキビ由来のケースが多かったとされています。
第二次世界大戦前~戦後しばらくまで、日本のコーラも「砂糖(サトウキビに由来)」の時代が存在したと言えます。そして、1970年代に入るとコスト削減や安定供給の面から、アメリカをはじめ世界中で「異性化糖(果糖ブドウ糖液糖、コーンシロップ)」へと主な甘味料がシフトしました。なので体験していない方も多いはずです。プレミアム商品や一部の地方コーラで再び砂糖100%(サトウキビ糖を強調するものを含む)の製品が発売される例もありますが。飲んでみたいものです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fc58cf551f8dea61a1cb35b48455730ec2e88e6d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]