2024年7月20日の参院選で自民党が過半数割れの大敗を喫し、石破首相の退陣論が高まる中、「ポスト石破」をめぐる動きが活発化。麻生太郎氏や高市早苗氏の動向が注目されるなか、参政党のさや氏(43歳・東京選挙区2位当選)が21日のYouTube生配信で高市・麻生陣営に対し「合流とか、ダメかしら?」と呼びかけ、政界内外に波紋を呼んだ。さや氏は石破首相続投を「ギャグ」「常識がない」と批判。SNSでは軽率との批判も上がっている。
政党の根幹を揺るがす「合流発言」を、生配信で軽々しく口にする姿勢には、強い疑問を抱かざるを得ません。参政党のさや氏は、自民党内の混乱に乗じたつもりかもしれませんが、支持者の信頼を得て当選したばかりの議員が、政党間の枠を超えた合流を軽んじるような発言をするのは極めて無責任です。
問題の本質は、政策の整合性も政治理念も語られないまま、「人物同士の相性」や「政局の流れ」だけで政治を動かそうとする姿勢にあります。政党はタレントの寄せ集めではなく、有権者に対する責任を背負った理念集団であるべきです。
解決策として、(1)候補者への政治理念と発言の重みを認識させるための研修制度の強化、(2)政党によるメディア出演時のガイドライン整備、(3)党代表による責任ある説明の徹底が求められます。
政治は信頼の積み重ねでしか前に進みません。「冗談のつもりでした」では済まされない。政治家一人の言葉が国民の未来を左右するという責任を、もっと深く自覚すべきです。
ネットからのコメント
1、こう言うと支持者から猛反発食らうと思うけど敢えて。 この政党はまだ若い。自分たちが何処へ行こうとしているのかも自身で分かっていないと思う。それはそれでこれから作り上げるでもいいのだが、自分たちが固まっていないのに誰かと組みたいというのは違うんじゃないかな。 そう言われた相手も困ると思う
2、どの政党でも1議員が勝手に政局を論ずるのはタブーだと思います。 この人核武装とか、タカ派のバリバリでは? まだまだ一般過激派としか思えないです。 よく選挙通ったと思います。
3、当選した嬉しさのあまり、舞い上がっていることが良く分かる事例だな。 メデイアはこの度当選した新人議員や目立つ議員にすり寄って、失言ネタを出させ、本音の失言ニュースを集めるのに必死だと言う事が分ってないんだな。 既存政党は先輩が睨み、新人は勝手なことは言えないが、参政党はほぼ全員が新人で、先輩がいないので、好き勝手言って後で吊るし上げられるのだろう。 まだスタートラインにも立ってない、仕事をしてない、じっくり構えるべし。
4、さや氏がスプートニクに掲載された時、神谷氏は全面的に支持せず、許可を出したという本部担当者に退職勧告出してる。 神谷氏はこの人をコントロール出来ていないのではないか。
そしてこの発言。麻生太郎は長年の国会議員で元総理。いくらなんでも軽すぎだし失礼だ。ちょっと調子に乗りすぎでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9a17801ef9a3bf8903bf57bf6f1602db28be1102,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]