2025年7月20日放送の参院選特番『選挙ONE』(東海テレビ)に出演した慶応大卒の元乃木坂46メンバー・山崎怜奈氏が、参政党および神谷宗幣代表を痛烈に批判。「右派ポピュリズムに投票が成立してしまっている」「責任を逃げているように見える」などと発言したことが話題となった。これに対しSNS上では賛否が分かれ、「政治を語れるアイドル」として支持する声がある一方、「タレントが偉そうに語るな」とする批判も相次いだ。政治番組でのタレント起用そのものへの是非も再び議論となっている。
政治番組にタレントを呼ぶべきか否かという問いが、またも繰り返されている。しかし、議論の本質は「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」だ。山崎怜奈氏の発言は、政党批判として適切な論点を突いていた。国政を担う参政党が、具体的政策の欠如を指摘されて「これから始まる」と逃げる態度は、有権者の不安を拭えない。支持を得るだけのポピュリズムに傾き、結果責任を曖昧にするならば、批判は当然だ。
問題は、こうした批判に対して「タレントのくせに」と人格攻撃が飛び交う空気である。これこそ民主主義の劣化だ。解決策は明快だ。(1)出演者の知見や準備を問う基準を設けること、(2)番組側が政治的多様性を意識したキャスティングを行うこと、(3)発言を個人攻撃で封じず、内容で反論する文化を育てること。
「発言者の肩書き」で正当性を測る社会に未来はない。必要なのは、誰が語っても“論点を聴く”姿勢である。民主主義は、声の質で育つ。
ネットからのコメント
1、山崎さんは報道番組には関わらない方がいいのではないでしょうか?事務所の方針なのか、本人の希望なのか。 石丸氏とのやり取りでもありましたが、個人の主張を入れすぎるので、中立公平な報道からずれますし、それを見た視聴者からの反応も良くないですし。 報道ではなく、政治なら討論番組くらいまでの方が良い気がします。討論なので攻撃的な口調や聞き方は是正してほしいですが。 あと1番良くないのは、これも石丸氏とのやり取りの後もそうでしたが、自身のコメント欄を封鎖するので、一方的であり言いっぱなしになることだと思います。 色々なメディア、SNSもあるのだから議論したり話し合えば、視聴者からの見え方も変わるのではないでしょうか。
2、「なんか嫌」だけ切り取って言えば、この元アイドルの方も、なんか嫌です。 どちらかと言うとかなり嫌かもしれません。 とにかく言いたいことが長くて、何が言いたいかよくわかりませんし、話す時も何か不機嫌そうに話すし、例の騒動も、この人の質問の長さからまとまりがないところが起因してるのに、そんな乱暴な言い方したら、また炎上するだけでしょうね。
3、別にタレントだろうが誰だろうが政治について語るのは自由ですが、どの媒体であろうと公の場で的外れな発言をすれば叩かれるというだけですからね。
ただ、TVが何らかの意図を持って出演者に喋らせているという事と、議論ではなく誹謗中傷は論外であるという事は我々も考えて行動しなければなりませんけどね。
4、簡単に言えば、不快感を持たれる話し方なんでしょうね。 これまでの選挙番組、政治番組の出演でも同じでしたからね。 自分の意にそぐわない相手だと、あからさまな態度、語り口、表情に表れます。 たかまつななさんも同類ですよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/71940dc5cc041603933f286adbe3f98fbec8522f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]