2025年7月時点で中日ドラゴンズは前半戦を40勝46敗2分の借金6で終え、4位ながらも3位巨人と2ゲーム差と健闘。注目されるのは、昨年まで3年連続最下位で退任した立浪和義前監督の育成実績。岡林勇希や高橋宏斗、細川成也ら主力選手は立浪政権下で台頭した選手たちであり、「育てた指揮官」として再評価の声が上がっている。かつて阪神の金本元監督も同様に「育成改革」の功績が後年認められた例があり、中日でも立浪氏の育成がチーム浮上の基盤とみなされている。
「結果がすべて」と言われる世界で、立浪前監督の3年間は厳しい評価にさらされました。しかし今、チームの躍進を支える選手たちの多くが、まさにその「苦しい時期」に育てられた存在であることは、紛れもない事実です。
成果が見えるまでには時間がかかるもの。若手に賭け、結果が出ない中でも信じて起用し続けた姿勢が、今こうして確かな形となって現れてきたことに、多くの人が気づき始めています。
「勝たせる監督」ではなかったかもしれません。でも、「残せる監督」だったことは間違いありません。長く低迷したチームに“未来の種”をまいてくれたことに、心から感謝します。
評価はきっと後からついてくる――その言葉が、今あなたにも静かに届いていることを願います。
ネットからのコメント
1、ドラフトで現在活躍してる選手が何人かいて、細川などの現役ドラフトで潜在的に良さそうな選手を見つけたりしたので一見そう思いたくなるけど、その一方で、動画見ただけで一目ぼれしてドラフト1位に指名してしまった仲地だったり、3億かけてまで中田を取ってしまったり、ピーク超えたアルモンテや結局使えなかったアキーノだったり、ドラフトは他にも内野手を露骨に乱獲しすぎたり、去年だといきなりクリロドと尾田を支配下にしてみたりと露骨に迷走しまくってるのもあるので再評価というのは正直いただけない。もちろん采配は言うまでもなく評価できない。
2、先発投手の若返りを遅らせてまで乱獲を続けた二遊間はいまだ固まっておらず、場合によってはさらなる補強も視野に入る状況にある。立浪前監督が断行した肝いり政策の二遊間の解体的出直しと改革は達成できたとは言い難く、再評価を語るのは早計だろう。村松と福永を辛抱強く使ったという部分も、村松は投打で活躍していたのに育成のロドリゲスを支配下即開幕ショートにし、村松も二軍で爆発していたのに使い出しは遅かったりと、だいぶ結果オーライ的なところがある。立浪監督の指導がフィットした選手がいる一方、明らかに合わずに低迷した選手も多く、スポットのあたりやすい目立つところばかり取り上げているという印象がある記事だ。
3、中日が息を吹き返し、Aクラス争いに食い込むまでになった最大の要因は、井上新監督の手腕に他ならない。
有望株の活躍は一見、立浪前監督の遺産と見なされがちだが、それは大きな誤解だ。確かに立浪氏は大型トレードや補強を行ったが、選手の実力を引き出し、チームとして機能させるには、明確な戦術と冷静な采配が必要である。現に、同じ戦力を持ちながら立浪政権下では3年連続最下位に終わった事実がすべてを物語っている。井上監督は、岡林や細川、上林といった素材を活かす起用法を徹底し、打順や守備位置も柔軟に再構成。選手に明確な役割と信頼を与え、実力を開花させた。数字に表れない戦術眼と現場での意思疎通が、今の勢いを生んでいるのだ。若手を育てたのは立浪ではない。彼らを真に戦力へと育てたのは井上監督である。
4、采配や起用は違和感だらけだったけどな。 落合監督のときは、勝つための合理的な采配だと思ったけど、立浪監督はどうして?と思うような采配が多かった印象です。どちらもある意味で非情なんだけど、方向性というか、選手のモチベーションやファンの心情に訴える何かが違うというか。選手に与える影響は想像しかできないですけど。 中日の黄金期の中心選手だったし、勝ち方もわかってると思うので期待したけど、選手として天才過ぎたのかもしれないですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e2364b91f971d9c928bac0f757984c30c1c9fefd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]