2025年7月23日、ひろゆき氏(西村博之・48)がABEMAの番組で、自民党の参院選大敗をめぐる石破茂首相への退陣圧力について持論を展開。「退陣を求めている議員こそ、裏金や統一教会との関係がある」と指摘し、「敗因は石破氏ではなく、党内の問題にある」と痛烈に批判。石破首相は同日、麻生氏・岸田氏・菅氏との会談で「出処進退の話は出ていない」と否定していた。
「石破では選挙に勝てない」と声高に語る議員たちが、裏金や宗教団体との関係で信頼を失墜させた張本人だとすれば、責任の所在をすり替えるこの構図こそ、国民の政治不信を決定づけた元凶だ。ひろゆき氏の指摘は挑発的だが、的を射ている。
問題の本質は、党内での「責任転嫁の文化」だ。表面的な人事刷新で済ませ、本質的な不祥事への説明責任や制度改革を避けてきたツケが、今回の大敗という形で回ってきた。①裏金問題や宗教団体との癒着に関する徹底調査と議員辞職勧告、②政党助成金や献金の流れを国民に開示する透明化ルールの整備、③党内倫理委員会の権限強化と独立運営体制の確立——これらは政権再建の最低条件だ。
「首相を替えれば済む」という政治劇を繰り返す限り、政治は顔を変えても中身が腐ったままだ。
変わるべきは石破氏個人ではなく、自民党そのものの構造と倫理感だ。それを見抜いている有権者を、もう欺くことはできない。
ネットからのコメント
1、支援団体や献金企業との癒着、更に裏金など、金権政治以外の何者でもない政権を続けて来た結果なので、たまたま今回の選挙の時の総理が石破さんだっただけであり、誰が総理であったとしても、今まで自民党を支持して来た国民がNOを突きつけたわけです。 他人事のように語っている方々が全員が招いた結果ですね。 もう、支援団体との完全決別や企業献金禁止くらいやらないと、党の信頼を取り戻すことは出来ないと思う。
2、まさにその通り。 今回の選挙は、昨年の衆院選の敗因と同じだ。 裏金、統一教会の問題は、何も解決していないのだ。 その象徴が、「誰が裏金を再開したのか」という問題。未だに語られていない。 裏金の再開は、当時、干されていた石破氏が語れるものではなく、安倍派議員達が語るしかない問題だ。 それを語らずして、選挙の敗因が石破総理だけの責任だ、などと、どの口が言うのだろうか。
3、まあ確かに石破総理のせいで負けたわけではないですね。国民が自公政権に嫌気が指してるのと、自民党の裏金政治の温存、鶴保議員の発言も自民党の票を押し下げたと思います。
4、まあ確かに、そうだろう。 石破が負けたが、同時に自民が負けたということ。 つまり、自民はいらないという人が増えた。 そうであれば、新人から重鎮様まで他責を唱え、自責などは微塵も思ってはいないことを、国民は見切っている。
つまり、変わることは無い。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fe4d733b8422685c0d85faa972bda868ccd61145,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]