セブン&アイの「買われるリスク」なる記事を読んで感じたのは、まるでドラマのワンシーンを見ているかのようなスリルだ。クシュタールが買収提案を撤回したことでひと段落したかに見えるが、実際には再び「お買い得」なターゲットとして目立ってしまった。これは経営陣にとってまさに「策士、策に溺れる」状況かもしれない。
株価が下落したことで、他の企業が次なる「狩人」として現れる可能性があるのは当然だ。にもかかわらず、経営陣は自社株買いという形でふたをしているだけに見える。この一連の動きは本質的な変革を避け、表面的な施策でごまかしているように思える。**「高く売るためには、安く買われるためのリスクを凡庸な戦略では払拭できない」**という現実を、彼らはどこまで理解しているのだろうか。
**最終的には、デイカス氏の新たな経営戦略が真に有効なものかどうかが試される。今のセブン&アイは、まるで顔に見せかけの仮面をかぶっているようだ。仮面の裏にある本当の姿が、成長を遂げる企業なのか、それとも次のハンターを待つだけの存在なのか。**一つ確かなのは、この先には成長か買収、どちらかの結末しかないということだ。
ネットからのコメント
1、要するに外部からみて、経営が温すぎると思われているんでしょ中興の祖の鈴木さんを追い出してから、セブンイレブンの経営陣はろくに仕事をしていないんじゃないの?なんかゴーンを追い出した後の日産自動車の経営陣と重なるよ
2、2兆円の自社株買いをやるんだろ それを持っとけば買収のハードルが高くなるし、M&Aする時にそれを使える 株主としては全て消却して欲しいけど、守りもかためないといけない まぁ、長期で4000ぐらいまで株価を上げてくれるだろうw 株主優待をもっと拡充して、個人の長期保有を促すことだ
3、このインフレ下で売上額横ばいというのは、実質的な売上減。かつ、それでも利益率を向上させているのは、いかに原価を減らしたか=品質を大きく下げた、ということ。もはやセブンイレブンは「何を買ってもマズい」という状態で、セブンのマークが付いてる商品は積極的に避けている。顧客満足度をどこまで下げられるかのチキンレースのような経営がどこまで続くのか。
4、クシュタールは米国で2位の6000店舗のコンビニ、サークルKを展開しており、米国のセブンイレブンが1位で13000店舗あります。クシュタールは米国のセブンイレブンが欲しいので買収の話を持ち掛けましたが、どうやら米国商務省から「独占禁止法に抵触する」と判断されたので手を引いたようですね。2万店舗にもなると、価格競争が起きないので商品が高くなり、消費者のメリットがなくなりますので、米国では合併や買収には厳しくしているようですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2c3d3d4123e4770c4f05923b60e8b6256d4c8e0b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]