2025年7月23日、自民党の森山裕幹事長は記者団に対し、参院選の大敗について総括を早急に行う必要があるとの意見が、石破茂首相(自民党総裁)と麻生太郎最高顧問を含む首相経験者3氏との会談で出されたことを明らかにした。会談には森山氏も同席しており、首相の出処進退に関する議論はなかったと説明。さらに、首相経験者たちは党員・党友、地方組織、友好団体などの意見を十分に聴取し、党の分裂を避けるために強い危機感を共有したと述べた。また、参院選の総括を行う両院議員懇談会が28日に開催されることが発表された。この懇談会は当初31日に予定されていたが、前倒しでの開催となった。
自民党が直面している危機的状況を象徴する出来事です。参院選での大敗を受けて、党内の総括を急ぐ姿勢は理解できますが、首相の出処進退については議論されていないとのこと。この事態に対する現実的な対応がなされていないことに、強い疑問を感じます。党内の意見を「丁寧に聴く」としていますが、その過程で党の立て直しに必要な改革や指導者の変革が行われるのかは不透明です。
問題の本質は、自民党が抱える閉鎖的な体質とリーダーシップの欠如です。選挙結果に対する責任をどこまで取るのか、そしてどのように党を再生させるのか、明確なビジョンが示されていないままでは、分裂を避けることは難しいでしょう。
解決策としては、1) 党内でのリーダーシップ交代を含めた大胆な改革を進める、2) 党員・党友の意見だけでなく、一般市民の声を真摯に聴き、党改革に反映させる、3) 結果を重視し、従来の運営手法に固執しない新たな方針を打ち出すことが重要です。今後の動向次第では、党の再生が難しくなるかもしれません。
ネットからのコメント
1、歴代3首相が集まって、出処進退の話にならないわけがない。石破さんは、国民の意見に耳を傾けないだけでなく、嘘を平気でつく人という事もハッキリした。 自民党はどんな時も自分達の都合が第一で、国民の事なんて、これっぽっちも考えていない党ですね。今回の参院選でも、当選させすぎと思うので、本当に突き放しましょうよと言いたいです。
2、まぁ歴代3名もこれと言って実績はない。 石破総理が相互関税15%妥結を手柄としたぐらいしか、続投する理由にない。 かなり理由として弱すぎるけど。 自民党が弱体化している証拠でしょう。 野党も数合わせの賛成をせず、国民の為の施策を頑張って通して欲しい。 維新の党のように自民党に擦り寄らないことを信じています。
3、参院選の敗因の分析も総括もまだできないくらい、自民党は民意から遠ざかった政治感覚の重鎮たちばかりということを自ら証明してはる。まだわからないのかね、自分たちがどういう情況にいるのか。 惨敗した参院選が終わっても、参院選の前の感覚とまったく変わっていない。
こういう鈍感で民意に背く人たちが政権政党の中心にいる。 空恐ろしい現実を私たちは目の当たりにしています。
4、他の方の意見を見ると森山が嘘をついているというのが妥当かな? ブチ切れている麻生さんが言わないわけ無いし 岸田さんは進退の話しかしていないと桜井氏に伝えているという となると森山の目的は何なのだろう? この2人は何もしていないということにして求心力を下げ 執行部の責任を薄めさせるとか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/dcff767f3d4cb4422d52d13896cc2b96bd6053b2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]