さあ、このニュースを読んで最初に思ったことは、「ヒグマの個体特定に関して、なんでこんなに遅れているの?」ということだ。足の大きさで個体を識別するって、まるで江戸時代の迷信みたいだ。21世紀に住んでいる我々にとって、DNAを使った迅速で正確な分析があるにもかかわらず、手作業で足のサイズを測るだなんて、もどかしいことこの上ない。
駆除されたヒグマが配達員を襲ったかどうかは、結局はDNA鑑定に委ねられることになるが、その結果が公表される頃には人々の関心は他のニュースに移ってしまっているに違いない。そのため、「ヒグマがどれだけ危険か」を忘れてしまいそうになる。我々が取り組むべきなのは、ヒグマの数のコントロールだけではない。私たちが直面するのは「都市と自然の共存」という問題だ。もはやヒグマだけの問題ではなく、我々が自然環境にどう向き合っているのかという問いに繋がる。
最後に考えてほしい。もし自然と共存する道を選ばないなら、結局は我々が失うものが多い。
ヒグマの領域を侵しているのは誰なのか、この問いを頭から追い払い続ける限り、同じような悲劇は繰り返されるだろう。
ネットからのコメント
1、賛否両論あるかもしれないが、これだけ人が襲われているので、熊も必死なのは分かるが、一度熊の数を大幅に減らさなければならないと思う。増えすぎているだろうし、益々、犠牲者になる人間が多くなると思う。
2、徘徊していたヒグマが1頭駆除されてよかったです。あと1頭…。新聞配達員さんを襲った個体なのかはこれからの報道を待つしかありませんね。母羆に人里近くで育てられ、人も車も慣れっこになったヒグマが周辺にたくさんいるのでしょうね。昔から道南のヒグマは気性が荒いと言われているので、尚更今後は捕獲を強化しないといけないようですね。
3、当たり前のように町の中を歩き回る熊を想像したら、本当に恐ろしい。しかも人間の味を覚えてしまったなら、人間はエサと認識されて何度でも襲ってくるし被害もどんどん大きくなる。動物保護を謳う人たちには申し訳ないが、熊の駆除は仕方ないことだと思います。
4、この事件に乗じて、得体の知れない配信者が町に乗り込み、熊を探して連日深夜に徘徊し警察や行政に相当迷惑をかけていたようです。倫理観の無さに唖然とします。迷惑配信者を取り締まる条例も必要ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ed19db16177d72148decf4c549d0b8a193b850a3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]