病院での説明不足が原因で死に至る事例。これ、医療の根底に関わる深刻な問題ではないでしょうか。まず、病院側の「説明したつもり」という言い訳に呆れるばかりです。**説明が不十分であれば、それは説明したことにはならない。**専門用語や医療リスクを一般の人が理解するのは簡単ではありません。それを踏まえ、医療側が行うべきは、患者が本当に理解できたかどうかの確認です。しかし、遺族側が録音された記録によって覆されたこのケース、病院の責任を問い直す必要があります。
裁判での結果は約6300万円の賠償命令ですが、これは果たして十分なのでしょうか?金銭で失った命の価値を置き換えることができるわけではありません。医師が患者に対し説明責任を果たさない時、医療はどこに向かっているのでしょうか。**命を安全に守るために設けられた制度が、全く機能していない現実に直面している。**この事実にもっと注目すべきではないでしょうか。
遺族の「母は元気で、ただの検査だった」という言葉。どうして、命を守るはずの医療行為が命を奪う行為になってしまうのでしょうか。医療において、説明責任は単なる形式ではなく、本質的に重要なプロセスです。
これを怠れば、取り返しのつかない結果を招く。説明は信頼の礎、命を守る盾となり得るのだから。
ネットからのコメント
1、ありえない判決ERCPで急性膵炎自体は起こり得る絶対に急性膵炎を起こしたくないなら、患者はそもそも検査を受けるべきではなかったただ本件ではERCPの合併症として急性膵炎があり得るという説明が不十分であった可能性が示唆されており、その点については賠償責任が発生するのはやむを得ないと考えられるただしそれにしては賠償金が高すぎる大学側は絶対に控訴すべき
2、大学病院なのだから、膵炎の危険性があると書かれた同意書のテンプレートがあるはずと思います。この同意書に患者からサインをもらっていないのでしょうか?それとも同意書はもらっているが口頭での詳しい膵炎‣死亡の説明がなかったということでしょうか?いずれにせよ金額が大きすぎます。
3、この年齢で2億越えの請求で、判決が6300万円?どう計算したらこの金額になるのか教えて欲しい。余程稼ぎのある被害者だったのか?単なる一般人で高齢者で、この金額の落とし所が想像出来ないので。
4、老人の医療過誤で病院に責任を追わせるのは経済的に悪手過ぎます。病院は老人の受け入れリスクを回避する行動に出るでしょう。損害額についても、70からどれだけの逸失利益があるのでしょうか。理解不能です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/356c1e41ada44d85fda29e27bcfc34aba04cf85b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]