市長の学歴詐称問題についての一連の流れを見て、思うところがある。なんといっても、「断捨離すれば卒業証書が出てくるかも」という発言。これはつまり、「過去の嘘や不都合を整理整頓すれば解決する」とでも言いたいのだろうか?いやいや、どれだけ家を片付けたところで、「消えた真実」は戻ってこないのが世の常だ。
そもそも、ここでの問題は物理的な卒業証書があるかないかではない。学歴というものが、たったひとつの紙切れで証明される程度のものなのか、その価値を問うべきだ。学歴なんて、気にしない世の中にしてしまえば良いのに、と思うが、未だに学歴社会の幻想に縛られている人が多いことに驚きを隠せない。それはさておき、「断捨離」という言葉をこんな場面で使うセンスが何とも言えず痛快だ。
最後に、この問題に対して一言。「嘘で築いた地位は、いつか真実に倒される運命にある。」これは、断捨離では到底片付かない問題だ。皆さん、どこかで見たことがあるその卒業証書、本当に本物ですか?
ネットからのコメント
1、大学のデータベースにも間違いがあるかもしれないので、卒業証書の実物があるなら早く出して真贋鑑定してもらうとはっきりしますから、早くご提出頂くことは双方にとって良いことだと思います。
2、卒業証書らしき物を公開すれば、何もかも終わる話なのに、何かやましい事があるんですかね?除籍されているけど、卒業を証明できる卒業証書が手元にあるのだから、大学に見せて判断してもらえば済む話。警察も検察も弁護士すら必要の無い話。検察に…って、刑事事件にもなっていないのに、そんな事の検証に付き合ってくれないでしょう。無駄に検察の仕事を増やさないであげて欲しい。堂々と卒業の証を公開して間違っていないことを証明して次の選挙で市長に再任されれば良い。わざわざ話をややこしくする必要無いですよー。
3、すっかりワイドショーの格好のネタになってしまいましたね。最初に「私の間違いでした」と平謝りしておけばよかったものを「なんちゃって卒業証書チラ見せ」の失敗でかけ違えたボタンをそのまま押し通そうとして、どんどん傷を深くしています。「決して真似してはいけない反面教師」として教材にしたいぐらいですね。
4、金庫に入れてるって言ったから、早く出せば良いのに、期日にギリギリに提出するとは思えない。偽卒業証書だから出せないよな。弁護士も罪は大きい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0666c1767b5d983c7442dddcd64ed4808e6ff8d0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]