台湾を「中国(台湾)」と表記したセブン＆アイホールディングスの炎上劇、これをどう捉えるべきか？まず、企業が直面しているジレンマを想像してみてほしい。**どちらの側にも「裏切り者！」と責められる可能性があり、その中で何を選ぶべきかの決断は誰にとっても難解だ。**つまり、命を削りながら作り上げた「高度な曖昧戦略」は、企業が生き残るための努力なのだ。

今回の件で私が感じるのは、謝罪のあり方だ。謝罪文を見ても、「誰に対して、何を、どのような理屈で謝っているか」が全く不明だ。つまり、頭をかしげざるを得ない。だがこれは、利益最大化のためには避けられない選択なのかもしれない。**つまり、「正しさ」は二の次になり、かつての決断がグレーゾーンだらけという現実を認識するべきなのだ。**この選択肢もまた、収益と利益を最大化するための企業の立場からすると当然のものだ。

**結局、正しさを断言できない現代の企業戦略において求められているのは、全ての側から賛同される道ではなく、「この路線で行こう」と決める勇気なのだ。**企業の担当者は、どんなに複雑な立場でも、自分たちが信じる道を貫くべきである。それに対してギリギリの戦いを強いられている企業には、少しは心を許して欲しいところだ。

つまり、時代の変化を受け入れる勇気こそが求められるのだ。

ネットからのコメント

1、台湾にはちゃんと「国旗」がありますよね。「台湾、国旗」で検索しても、赤、青、白の旗が出てきます。数年前に台湾の方たちが団体さんで桜を観るために田舎の小さな町に来てくれた時も、その国旗を道中に掲げて歓迎しましたが、大変喜んでいただけました。板挟みなのは理解できますが、台湾は独立した国として扱うべきだと思います。

2、唯一正論が言えるのは個人だけ。やはりビジネスが絡むと中国と対立するのは得策ではない。だから、一般個人がドンドンSNSで発信すればいい。簡単だよ、実例を見ればいいだけ。ウクライナはロシアを侵略する意図は全くなかったのに、国を無茶苦茶にされた。理由は弱いと思われたから。しかし、今、3年前に戻れるなら、プーチンはウクライナを侵略しないだろう。結局、負ける戦争でもやる必要がある。香港は、住民のほとんどが望んでいないのに中国に併合された。つまり、言動で対抗出来ない。正しいかどうかではなく、強いか弱いかだ。すると、日本は台湾と組んで中国と戦わざるを得ないという結論になる。

3、どのみち、どちらからも反感を買いそう。だったら台湾でいいのに。台湾の人は好きです。優しいし穏やかだし。日本が困ったときにいつも手を差し伸べてくれているイメージ。

4、セブンみたいな企業が台湾のデリケートな部分が分からないはずないと思う。

この一部だけで考えたらセブンは中国寄り。日本は台湾有事の際は台湾側に付くのは明確だしアメリカの後方支援に回るのは避けられない事実。