謝罪の美徳について思うことがある。**「許してあげることが美徳」という社会的風潮には、どうしても違和感を覚える。**どうして被害者が加害者の気持ちを考えなければいけないのか?バラバラにされてしまった心をどうにかこうにか繋ぎとめて生きてきた人に、「許さないことで自分が損をしている」などと、偉そうに言う資格が他人にあるのだろうか。
過去のいじめを謝罪したいという考えもわからなくはないが、加害者は「謝ってスッキリしたい」「自己満足したい」だけなのではないかと感じる。**許すことができないことも立派な人間の感情の一つだ。**それを「美談」や「大人の対応」という枠に押し込めるのは、いささか残酷ではないだろうか。
許すことで心が軽くなることもあるだろう。しかし、許せないという気持ちを持ち続けても良いのだ。見えないところで心を蝕むくらいなら、思い切ってその怒りを自分なりに発散することも、大切な選択肢だと思う。
**「許すことで成長できる」なんて都合のいい言葉に、踊らされる必要なんてない。**人それぞれ心の歩幅があって当然なのだから。
ネットからのコメント
1、許せるわけが無いのはすごくわかる。自分も9年虐められて、今はもういい歳だけど、チャンスがあるなら加害者の家族ごと報復したいという気持ちすらある。でも自分にできた家族や仕事など、今の生活の中にそんな感情を差し込みたくない。二度と目の前に現れてくれるなと思っている。
2、一方的な謝罪は加害者の自らの単なる保身でしかない。まぁ、いじめをするような人間がそれを理解する道徳心、常識を兼ね揃えてるわけもなく、それすらわからぬまま生きていくんでしょうね。許す必要はないんじゃないですか。犯罪被害者なんだから。ただ、過去の被害にとらわれず楽しく過ごせる人生であってほしいです。
3、許す必要はない。やってしまったことは消えない。取り返しは付かない。いじめた側ではなく、いじめられた側の気持ちを最大限尊重しなければ。謝っておきたかった?その時に謝ることができないくせに偽善者ぶるな。謝っておくことが重要とか思ってるのかな?楽になりたいだけ。謝ったから問題なしとしたいだけ。
傷は消えはしない。許せないことを心狭いとかいってるあなた。自分はいじめられた人の痛みや気持ちを理解出来ない人です、といってるようなものです。
4、私は名前が古風で読み方もあまり浸透していなくて、一般的な読みに変えるとかなり下品な感じになるのですが、小学校の時はそれをかなりいじられて嫌な思いをしたものです。成人式でその首謀者から酔ってヘラヘラしながら謝罪(とも取れないようなものでしたが)された時、能面みたいな無表情顔で何も言わずにいたら向こうから去っていきました。やられた方は一生忘れないし絶対許しはしませんよ。加害者は平和に暮らしていたとしても、人生終わるまで自分の罪と向き合うべきだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/01a06cd0e1c28c03051a96692addf289c4928154,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]