2025年7月23日、ドジャースは本拠地でのツインズ戦に2−1とリードして迎えた8回、救援登板した代役守護神カービー・イエーツが3者連続四球で無死満塁の危機を招き、1死も取れず降板した。イエーツは正守護神スコットの負傷離脱により起用されたが結果を残せなかった。その後、3番手ベシアが併殺で一度は同点に抑えたが、続く適時内野安打で勝ち越しを許し、リリーフ陣の不安定さが露呈する試合となった。
この試合、露呈したのは「勝利の方程式」を支えるリリーフ陣の脆さだ。2−1とリードした終盤、守護神スコットの代役として起用されたイエーツは、3者連続四球という最悪の結果で1死も取れず降板。試合を締める役目を任された投手が、四球で自滅する姿に、危機管理の欠如と采配の限界が見えた。
問題の本質は、主力の離脱に備える中継ぎ層の「計画的な整備」の不足にある。38歳のイエーツを即座に代役に据えざるを得ないという現状は、若手育成や信頼できる第2クローザー候補の不在を意味している。これはシーズンを通じて致命的な弱点となり得る。
改善策として、①守護神不在を想定した救援ローテの事前構築、②若手投手の高圧場面での登板経験の積極的付与、③状況に応じた「継投の分散設計」によるワンマン依存の解消が必要だ。
野球は「信頼で継ぐリレー競技」だ。誰かが抜けた瞬間に崩壊するような体制では、ポストシーズンを戦い抜くことはできない。今のドジャースには、勝利の“蓄え”ではなく、“綱渡り”しかない。
ネットからのコメント
1、グラスノーの投球が素晴らしかっただけに、イエーツのお粗末さが際立つ、今のドジャースのブルペン陣は何点リードしていても逆転される不安しかない。トレードで即戦力の本当に通用する投手を何人も獲れないと、ポストシーズン出場も危ない状態だと思う。
2、満塁のチャンスでアウトマン、ベッツが打てなかったのが痛かった。 にしても、ブルペンは相変わらずストライクが入らない。。結局、いつもベシアとバンダに頼ることになる。先発のグラスノーが良かっただけにもったいない展開になってしまった。
3、リリーフ投手で勝ち越した場面、しかも本拠地での当番で先頭から三者連続四球、その中で完全にモーション盗まれて易々と2盗、3盗を許す。論外でしょう。ランナー2人出した時点で変えるべきだった。そしてベッツを1番に打順を上げる事は失敗。逆にプレッシャーになっているのではないか。いっそのこと下位打線で気楽に打たせてあげるくらいの方がいい様な気もします。
4、その前の回の満塁で追加点奪えなかったのも痛かったね。 その後のイェイツ、四球3連発とは、もう話にならんな。 けど、投げるピッチャー居ないから投げざるを得ないと思うが。 スコット・カスペリアス合わせて、どれだけ打たれるのか・・・ それなら最初からベシア出しとけばよかったやろ。
しかし、この年俸でよくぞイェイツを獲得したもんだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0d1f1941105507883ef9bc84d8cd76f350d28d10,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]