「鬼滅の刃」を仏教視点で語る?時代はもうそこまで来たのか⁉
街を歩けば「鬼滅」旋風が吹き荒れ、アニメ映画「無限城編 第一章 猗窩座再来」が公開されたばかりで、多くの人が涙を流し、感動を口にしている。しかし、今度の話題は仏教視点⁉ 確かに、呼吸や鬼の存在、さらには墓の文字に仏教を絡めるとなると、実に深い考察だ。それはそれで興味深い。でもね、ちょっと待ってくれ。「鬼滅の刃」はあくまでエンタメ作品。深く考察する時間があれば、友達との会話や、次のエピソードへの興奮をもっと純粋に楽しんでみてはどうか?
仏教的なアプローチが出来るのは魅力的だが、それがなくとも「鬼滅の刃」は心に響く作品なのだ。 むしろ、アニメが持つ普遍的なテーマや感動をストレートに味わうことこそ、この作品の醍醐味では?当然、宗教家の見解は興味深い。しかし、それを見聞きすることで本来の楽しみ方を見失ってしまうこともあるだろう。
最後に言わせてもらうと、「深読みできる=良作」というのは少し傲慢だ。 良い作品は、何も考えずに楽しむことから始まるのである。さて、あなたの「鬼滅の刃」はどう楽しみますか?それを自分の物語として語り続けること、それこそが本質的な楽しみなのでは。
ネットからのコメント
1、映画観てきました!そんな深く考えてみてる人ほとんどいないと思う魅力的なキャラが和を基調とした綺麗な模様を描きながら戦い、人間だった頃の記憶と向き合い散るもちろんBGMなど演出も大切すごく面白い
2、鬼滅の刃はほんとうに期待を裏切らない。ストーリーも映像も素晴らしい。それと、原作は終わりを迎えてしまったけど、みんなにこんなにも愛されていることが、映画の反響からわかって嬉しかったです。
3、だから『鬼滅の刃』の最強隊士は僧侶で、ラスボスは“不老不死”が悲願なんですよね、不老不死は究極の煩悩だから。鬼滅の「鬼」は「煩悩」なんだろうなと個人的には解釈しています。また仏教のみならず、心理学と医学も盛り込まれていると感じます。刀は武道だし、キャラ名は漢検レベル、作者の吾峠呼世晴さんは、そういった多岐に渡る分野にたいへん御興味がおありなんだなあという点が、色濃く反映されている作品だと思います。
4、仏教的観念を持ち込むと、あらゆる文化芸術や思想、哲学、そして科学さえも包括できてしまう。怖いのは仏教とはそのまま釈迦の教えではなく、後世の人間が整えたものであるということ。緻密な文献、証拠など客観的な要素も実は偽造、捏造である可能性も少なくない。なぜなら人間のしていることだから。「空」の思想はすばらしいが縛られてはならないと考える。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c6fab0fdf76594cd5545565e34b45048af823d08,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]