豊橋で新アリーナを建てる住民投票の結果が賛成多数になるかもしれない、というニュースが飛び込んできた。またか、という気持ちと共に、これまでの日本の公共事業に対する不信感がむくむくと湧き上がる。
まず言わせてほしい。なぜ私たちは「多目的」という名の下に、無目的に金を使うのか? 多くの「多目的施設」は、新しい遊び場を提供するどころか、結局は毎月の固定費だけがかさむ場所になりがちだ。地方の活性化を掲げるこの手のプロジェクトが、果たして本当に住民の利益に繋がっているのか、疑問を抱かざるを得ない。
投票結果が出たらどう思うか?おそらくプロジェクトは進んでいくだろう。いいよ、進めてくれ。しかし、進んだ結果、豊橋市民の生活にどれだけの変化が生じたのか、きちんと見届けたい。投票で決まったものが良い結果をもたらすかは「賛成」と「反対」の割合で決まるわけではない。
最後に、一つ提案がある。「賛成多数」の結果がもたらす変化を、私たち一人ひとりが実感できる未来、それを望む。
ネットからのコメント
1、これで民意が示されたわけですから、今後は赤字ガーと愚痴るよりもどうすれば黒字になる使い道ができるかを考えていく方が建設的かなと思います
2、これまで豊橋アリーナ関連の記事では、賛成派の意見に対して「うーん」が多数付いてました。反対派の意見に対しては多数の「共感した」が付いてました。蓋を開けてみたら結果はこれ。反対派の方々、ネット活動お疲れ様でした。あなた方のマイナスプロモーションが賛成に味方したように思います。私はどちらでも良い。という立場でしたが一部の反対派の方々には「ざまあみろ」という気持ちがあるのが正直なところです。度を過ぎたネット活動はマイナスの結果をもたらすのかも知れません。
3、こんな事になるなら、前市長時代に住民投票を実施してれば混乱も無かったのに。
4、元々市長選でも賛成派が過半数だったので予想通りの結果でしたね。事業を停滞させたことによる遅延損害金は市長のポケットマネーでお願いしたいところです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/99019c02198742d0e3cf46c230ba1a23859de606,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]