沖縄選挙の結果、何が浮き彫りになったかと言えば、「オール沖縄」勢力の衰退と、参政党の台頭だろう。誰が予想した?この沖縄の地で、保守系勢力が強化され、革新系がピンチになるなんて。
まず、選挙結果を見て驚いたのは、参政党がなんと自公を超える勢力として台頭した点。参政党、保守層を取り込みつつ、「対米自立」を掲げて沖縄でも支持を伸ばしているのだ。これまで「革新一強」のイメージが強かった沖縄に、こんな風潮が広がるとは…。沖縄の地での「日本人ファースト」って、どう考えても意外。
しかも、高良沙哉氏が勝ったとはいえ、得票率は40%にとどまった。昨年から続く「オール沖縄」勢力の退潮、もう隠しようがない。沖縄の「革新勢力」にとって、次回の知事選は死活問題。参政党が登場したことで、保守層はもちろん、革新層の支持まで引き剥がされてる。自公も手をこまねいてる場合じゃない。
それにしても、「排外主義的」と言われる参政党に対して、高良氏が警戒感を示すとは…。自分の支持層が少しでも危うくなったら、すぐさま反撃するなんて、政治家ってこういう生き物なのか。でもその姿勢、ちょっとカッコいいと思ったのは私だけ?
さて、参政党が沖縄でも第三極として定着するのか。それとも一過性のブームで終わるのか。私には、政治の本当の“新時代”が、沖縄から始まったと感じている。
ネットからのコメント
1、票数は順に26万5千、23万2千、12万7千だから、1位と2位は僅差となっている。
もし参政党が候補を立てていなかったら、自公の候補が当選していた可能性が高い。つまり、保守の票が割れたおかげで、オール沖縄が漁夫の利を得る形となった。米軍基地の負担を減らして地位協定を改定したいという思いは沖縄の保革ともに共通するようだが、日本側の軍備充実で対米自立を高めようとする保守の現実主義は、オール沖縄の軍備放棄志向とは相容れない
2、そもそも沖縄では米兵が何か事件を起こすと日本人とは扱いが全然違って、まさに排外主義や外国人差別そのものといった報道や運動がされていましたからね。そういう意味では日本人ファーストといえなくもないですが、実態はむしろ参政党を攻撃していた連中と特に親和性が高かったのが沖縄メディアであり自称オール沖縄と名乗っている政治団体です。それがリベラルの皮をかぶっている、実態は米軍排斥運動という矛盾にいい加減沖縄県民も気づいてきたようです。次の県知事選で流れが大きく変わりそうですね。
3、政治の流れが新たな段階に達した。自民党政権の退廃が、参政党という新たな政党への希望として支持が集まったのだろう。日本政治が世界政治から一歩抜け出し民主的選ばれる政党によって国家を運営する。世界を見渡しても、力によって抑え込み政権を維持する国々からしたら日本の統治システムは進んでいると言えよう。
4、「日本人ファースト」という理念には、単に経済や社会政策にとどまらず、米軍基地問題や日米地位協定の見直しといった主権に関わる課題も含まれると思っています。
日本の主権が十分に尊重されていない現状を見れば、沖縄での参政党の躍進はある意味当然と思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9a462799cd4e5e32196b4ba83a1bc115fa65a7f1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]