ぐるナイのコスプレ企画を見るたびに、私はいつも思うんだ。「これはコスプレなのか、ただの仮装大会なのか?」って。キャラクターの外見を真似るだけでその魂まで理解しているわけじゃないなら、それは単なる表面だけで中身は空っぽ。まるで、お洒落な服を着ても中身が全然ダメなファッションモンスターのよう。
狩野英孝さんが『HELLSING』のアーカードになりきろうとして失敗した時、逆に彼の超人技がどれだけ“超人”じゃないかを証明したように思える。矢口真里さんのエコバッグ対決も、キャラの特技とは何の関係もないし、一体彼女の頭の中には何があるのか、考えさせられる。コスプレはキャラクターの設定や背景を尊重することで、そのキャラが生きる世界を具現化するもの。それを単なる「笑いのネタ」として消耗するのは、決して芸術とは言えない。
ぐるナイのスタッフがキャラクターに敬意を抱いているかは疑問だ。暗殺者の岡田以蔵が靴下を脱ぐ姿なんて、歴史のブラックジョークだと思わないか?この番組が目指しているのは、視聴者の笑顔なのか、それとも本来のコスプレ文化への冒涜なのか。その境界線をどう捉えるかは視聴者に委ねられている。現代のエンタメに求められるのは、ただの服装を超えた物語であり、それがないならただの演技に過ぎない。
ネットからのコメント
1、「「ぐるナイ」のコスプレ企画に拒否反応」の前に、我々はもはや「SmartFLASH」に拒否反応なんよ。事あるごとに「拒否」だの「視聴者の怒り爆発!」とか無駄に煽るだけ煽って、ありとあらゆる番組に喧嘩売ってるだけ。本当にやってることは、無駄に因縁付ける輩も同然。多少なりともメディアなんだから、真剣に方向性を考えた方が良い。
2、確かに原作リスペクトは無かった原作知らなそうとも思ったでもこの怒ってる人達はハロウィンのコスプレでも怒るのかは気になるノリでコスプレもあるとは思う熱量は全員同じでは無い
3、ネタとしてやるならコスプレじゃなくてもいいと思った。レイヤーやってるので原作へのリスペクト、敬意が無い人は芸能人、一般人関係なく受け入れ難いのは昔からそうです。
4、この番組、一般的にはそこまで知名度のないような結構マニアックなコスプレをしてくれるけど誰か当てるだけで本人からコスプレの拘りや作品への思い等が一切ないのが見ていて下らない。作品もキャラも分からないけど、スタッフに言われてやらされているだけというのがよく分かる。コスプレ姿でその人の特技を披露するのではなく、キャラの振り付けをするぐらいしてほしいわ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7205ec16dd1836a82e06b48d5a90c61764fd1b6a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]