「女性の安全」を守るために、どれだけの犠牲が必要なんだろうか。
こんな事件を目にすると、毎回心が冷え込む。世田谷区で発生したこの事件、57歳の男がオートロックを突破し、女性の寝室に忍び込んでわいせつ行為を試みたなんて、正直、信じられない。しかも、犯行が成功する直前で、女性が目を覚まし「だれ!?」と声を上げたからこそ、犯人は逃走したという。運が良かっただけで、もしあの女性が目を覚まなかったら、どうなったか。
もう一つ、気になるのは、被害者が家の鍵を掛けていなかった点。もちろん、これは女性の落ち度ではない。鍵をかけ忘れることもあるだろう。しかし、現代社会では、この「鍵をかける」という行動すら、私たちが常に意識しなければならないものになってしまったのか。
被害が広がっている事実があるというのに、吉川容疑者は黙秘している。彼が何を言おうと、言い訳にはならない。社会が、どれだけ不安を煽り、脆弱な人々を無防備にさせているのか。
この事件が突きつけるのは、私たちの生活環境がどれだけ「安心」であっても、裏側では脆弱さが散在しているということだ。鍵ひとつで、女性が守られるか、そうでないかが決まるなんて。冗談みたいだけど、現実の話だ。
「安全」とは、常に脆弱な一歩手前にあるものだ。
ネットからのコメント
1、目を開けたら知らない人が目の前にいたら怖過ぎます。女性じゃなくても男性でも恐怖だと思います。気になってしまったら理性が効かなくなる程の行動をしてしまうのは同じ人間とは思えません。ただオートロックに安心しきってしまっていたのでしょうか…都会でも田舎でもどこで何があるか分からない時代なので、自分の身を守るために最低限鍵は掛けて置いた方がいいと思います。
2、オートロックであれば油断しがちになるわなオートロックはドア開いてから、すぐは閉まらないから部外者が突破できてしまうから、むしろリスクが高い気がする対策が必要だと思う
3、たまにこうした被害のある場合に聞くけど、鍵のかかっていなかったって、なんで鍵かけないの?二重にチェーンまでかけたほうがいいだろうけど、その前に鍵はかけようよ。建物玄関がオートロックとは言え…
4、常々思いますが、鍵のかかってない部屋に侵入て、1件1件ドアノブをゆっくり回すなり、下に下げて開いてるか確認してるんですかね?わいせつ目的で入った部屋が男性の1人暮らしだったとかのニュースは見たことがないので、ある程度下見とかしてるんですかね。1番安心するであろう自宅でこんなことが起きるなんてこわいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7fbe8f36bb45209ce55d96cc2b9a2155381c36fd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]