正直言って、こういう「涙ぐみ会見劇場」にはもう飽き飽きしてる。

選挙で負けたのに、「石破さんだからやってこれた」とか「負の遺産を背負って」だとか、美談にすり替えるこの手法、まるで失敗すら感動ポルノに加工して売る政治界のプロパガンダ屋じゃないか？派閥の裏金、旧統一教会問題、信頼ガタ落ちの自民党を“あえて背負ってる”感を演出するの、もうやめようよ。

支持が相次ぐ？そりゃそうだよな、“支える”って言っておけば自分は傷つかないから。でもな、支えるって言葉の裏には、「変える気はありません」って意思表明が見え隠れしてるんだよ。

「真摯に受け止める」と言いながら続投。これ、反省の言葉が最も軽くなる瞬間じゃないか？

県連が退陣要求しても「正式じゃない」「了承してない」？あんたらが正式とか言う前に、国民の意思にもうちょっと“正式”に向き合ってくれよ。

政治家たちの涙より、選挙結果の方がよっぽど雄弁だ。
それでも彼らは、「民意」より「仲間内の空気」を読む。だから、変わらない。ずっと。

ネットからのコメント

1、続投を支持するということについてだが、続投を支持するということは、衆議院選挙に負けて、都議選に負けて、参議院選挙に負けた民意に対して軽くあつかう、責任をとらないということだ。

石破さんの自分が総理でない時には、過去の総理に責任追及を求めたことがあったが、これほど連続で国民がNOと言っているのに、流石に居座りを支持するということを国民が支持するのか極めて疑問選挙で民意が示されたのに居座ることが許容されれば、日本は民主主義はなく、石破さんや関係者の私利私欲だけが満たされればいいのかとすら考えてしまう。

2、村上総務大臣は干されていたのを石破総理に拾われた経緯がある。ともに自民党で「党内野党」みたいな言動を続けていた人達なので、こういう時に結束するのは想定内。そもそも閣内は、総理と一蓮托生の部分があり、現時点で「総理を支える」と言うのは当然というか。自分を任命した総理を否定することは、自らの大臣職の正当性も否定することになる。閣僚がなんと言おうが、遅かれ早かれ石破政権は終わる。終わらせなければ自民党が地の底に沈むだけ。

3、石破氏も閣僚も気づいている。誰がやっても同じ。国民は自公政治が作って来た税制、社会保障、安全保障、教育制度...といった社会の根幹となる基本的制度を批判している事を。専門的な人材が豊富な自民党こそが政権運営すべきとの信念を持っている。その通りだ。躍進の政党に人材がほとんどいない事は明らか。しかし、それでも実力未知数の政党にすがらなくてはならない程、国民は疲弊し怒っている。

4、石破内閣以外では目の無い人は別として、総裁を目指している人にとっては全く軽率な発言で、「大臣の椅子に居座っている」「責任感の全くない私利私欲だけの人物」と見做されかねない。

「誠意をもって職責を果たす所存」などと当り障りのないことを言っておけば良いのにと思う。一方、小泉農相は記者会見の発言を聞く限り、流石に立ち回りが上手い。首相の器かどうかは別として、父親譲りの世論を読む力だけは優れている。