文章を読んでいるうちに、いろいろな考えが巡ってきた。**「おっさん向けアニメ大爆発」だって？なんとも時代を感じさせる現象じゃないか。**なんでおっさんがアニメに夢中になるのかという疑問よりも、むしろ、その世相に寄り添うアニメ作品を生み出しているクリエイターたちに敬意を表したい気分だ。

それはまるで、背中をさすってくれるような安心感。現在のアニメ業界は、若者世代だけでなく、味わい深いストーリーを追い求める中高年層にも対応していることが、この春の作品群から伺える。「おっさん剣聖」は、まるでヒーローが違ったステージで再び活躍する姿を観るかのようだ。

アニメが若者のものとされてきた時代を超え、成熟したファンが織り成すアニメ市場は、**新しい文化の地平線を切り開こうとしている。**その裏には、視聴者層の変化がある。「どうしておっさんたちが？」なんて疑問を吹き飛ばす勢いには、敬服せざるを得ない。

「おっさん向けアニメ」の隆盛が示すのは、単にアニメ作品を楽しむだけでなく、**自身と向き合う鏡としてのアニメの存在が際立ってきたことだ。**だが、この現象を単なる流れとして片付けていいのか。それとも、もっと深い社会的な変化の予兆として捉えるべきだろうか。

果たして、私たちはこれからどんな文化の旋風に巻き込まれるのだろう？

ネットからのコメント

1、４０〜６０代ってエライ上やなあって思ってたら自分も５０代だった。林原めぐみさんや田村ゆかりさん、笠原弘子さん等のアニラジを聴きながらアニヲタしてた自分も年取ったとこの記事で愕然とした。今でも気になるのは録画しているけど独身時代よりはかなり観る数は減った。それでもハマるアニメに出会うとまだ火が消えていないのを実感する。おっさんアニメ大いに結構、時間と財力を持つ人達が多い中年層に響くアニメを作るのは理にかなっていると思う。

2、「アポカリプスホテル」は楽しかった。異色の名作といっていい出来だった。毎シーズン、オリジナル作品でこういうサプライズが出てくる懐の深いアニメ市場であり続けてほしい。

3、ジークアクスは良くも悪くも結局ガンダムファン向けだったよな。ジークアクスを機にガンダムを見始めた人とか、後半「？？？」ってなっちゃうでしょう。あと、12話でまとめるためにかなり駆け足のストーリーになってしまったのも残念。メインキャラクターの3名ともに背景や心理描写などなどが浅かったな。

4、ガンダムって欧米だと、人気はあまり無くて確かその理由が少年少女が兵器にのり戦争するから、なんだっけ。ロボットものなんだけど、戦争兵器でもあるから欧米では子供が戦争に参加したり巻き込まれるのがちょっと敬遠されるらしい軍や徴兵や戦争が日本よりもっと日常に近いからなのかも