「相席ブロック」について考えてみると、ただ隣に誰かが座るのを避けたいという心理だけに限られていないように思える。この行為自体が社会の利己主義の象徴だと感じるのは私だけだろうか。
キャンセル料の低さが、この問題を助長しているという主張は理解できるが、果たしてそれだけが根本的な原因なのか疑問だ。安価な取消料は確かに悪用されやすいが、それ以上に、人々の「自分だけ良ければいい」という考え方が根深い問題なのではないか。本当に必要な人から交通手段を奪うことが「快適性を優先する行為」と言えるのか?
女性が異性と隣り合わせになることに不安を感じるという声もあるが、それを解決するために他人に迷惑をかける選択肢のみを考えるのは、やはり自己中心的な思考なのだろう。
改善のための構造的な対応が求められていると言われるが、その背後には社会全体の倫理観の見直しが不可欠なのではないかと思う。結局のところ、人間同士が本当に求める「安心感」とは何か。この問いに対峙することで、真の解決策が見えてくるのではないか。
ネットからのコメント
1、いつキャンセルしても払い戻し手数料が100円前後で済む高速バスが、一部の路線で現在でも残っているのは、昔は高速バスの切符はバス会社の窓口での発券が基本で、払い戻しも窓口で行われることが多かったので、窓口の係員の手間や時間を掛けないために払い戻し手数料を均一料金にしていた名残りなのだろう。現在の高速バスはネット予約が主流になり、キャンセルもネットで行われること多いので、払戻日による手数料の違いも自動で計算される。なので、高速バスの払い戻し手数料が乗車日に近いほど高くなるシステムを、すべての高速バスに適用してもいいのではないかと思う。
2、2席分予約をしていたとしたら、キャンセルは申込分の全席を一旦キャンセルする仕組みにすれば良いのではないでしょうか。キャンセルをしたらタイミングが悪く行きの分を失う可能性も有り、帰りの分も予約をしていたら取れなくなる可能性が出てくるので慎重になる事でしょう。
しかしながら、この手の行為をする者は二重名義で対策してくるのかもしれませんが。
3、予約の時点でクレジットカード登録させて、直前キャンセルには相応のキャンセル料を徴収するのはマストだけど、隣に人に座られたくないというニーズが一定数あるのも事実で、2席分のセット販売も企画してみればいいんじゃないか。まあそもそも隣が嫌なら4列シートじゃなくて3列を選べよとは思うが。
4、昨年母親が緊急入院し、父親も介護が必要な状態だったので急遽実家に戻る時、新幹線は最終が出た後だったのでとにかくバスセンターに行ったら窓口で後一席しか無いと言われ、出発ギリギリだったので直ぐバスに乗り込んだら2席ぐらい空いていた。当時は誰か間に合わなかったのかなぐらいにしか思わなかったけれど、もし、隣の席の空席を狙っていたのなら、妻は一度家に戻り、翌日の新幹線で向かう手間なく乗れたのにと思うとなんか釈然としない
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e963fe203a540a7cfa9dce41557629c0d7887b97,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]