もう、プロボクシングって、これほどまでにドラマを生んでくれるものかと驚かされる。フェザー級の亀田京之介、前日計量にて笑顔でマッスルポーズを決めるその姿、いかにもパフォーマンスを重視している。「最高のどつき合いをする」と堂々と宣言するその勇気、無邪気ささえ感じてしまう。しかし、本当にその「どつき合い」が見たいかと問われたら、**「ボクシングはただの殴り合いじゃない。人間ドラマを打ち込む舞台だ。」**と言いたくなる。

この試合は、亀田の再起戦であり、メインイベントの煌めきの中で光を求める彼の戦いである。舞台はラスベガス、そしてスポットライトはパッキャオが復帰するメインイベントに集中する。緊張感が漂う中、亀田が何を見せてくれるのか、期待と不安が入り混じる。

ピカソに至っては、まさに井上尚弥との対戦前の調整役に選ばれたようなもの。これはチャンスなのか、それともただのステップなのか。彼が何を目的にリングに上がるのか、その意図を深く読まねばならない。

最終的に、どちらが勝とうが、負けようが、我々観客にとっての本当の勝者は、**「戦いの美しさを理解する者である。」**この素晴らしい舞台が、単なるエンタメ以上の何かを提供してくれることを願っている。

果たして、私たちが見たいのは拳か、それとも人間の葛藤なのか？

ネットからのコメント

1、京之介選手はボクシングは喧嘩の延長としか見ていないんじゃないでしょうか？ボクシングというのは命をかけたスポーツであり、相手へのリスペクトがあって成り立つものと思います。いつぞの中川麦茶選手との試合前でも手を出そうとしたりしていましたが、相手をリスペクトもせず単に殴りたいだけなら別のところでやってほしいと思います。とにかくこの試合はピカソ選手を応援します。

2、まあでもこれだけイキってて、ちゃんと計量はこなするんだから、根は真面目なんだろね弱いことわかってて、試合前だけが自分の映える場所ってわかってるからあーやって騒ぐんでしょかわいそうというか、かわいいというか試合が始めれば、カウンター待ちの受けのボクシングしかできないんだから、それもそれでキツいよね亀田家は総じてパンチがないから、仕方ないんだけどまあ、怪我しないように頑張れピカソなら簡単には倒されないだろうから、少し前出てみなよ話はそれからだ

3、亀田京之介にメリットしかないマッチメイクだからまず負けるだろうが万が一勝てば大儲け相手にされないレベルからステージに初めて立つことができるものすごく可能性は薄いがアンダードッグが勝つことは皆無ではないし1位とやれるのもこれが最後　ホバニシャンだとしてもまず勝てない実力だからハードルが高い　6Rまでもたないだろう

4、今軽量級の日本人ボクサーはいいボクサーが多いので、日本に名を売るというのは外国人ボクサーからすればメリットがあるかも。そうするとピカソのように敵前逃亡したボクサーや、ネリのようにとにかく嫌われてたボクサーとかからすると、亀田は「ランキングには影響しないけど、楽に勝てて日本での評価と人気が上がる」という、謎の優良物件なのかもしれない。ネリが「アレどついたらなんか日本で褒められたぞ」ってピカソに教えたのかも。ただ、実際のところ井上から逃げて亀田に勝った所で、世界的評価は変わらないどころか、「同じ日本人だからといって、訳の分からんのと闘ってお茶濁すな」っていわれるかもだけど。