日産「サクラ」の話題を目にすると、ついつい身を乗り出してしまう。180kmしか走れないBEVが日本人の心にドハマりしているとは、いったいどういうことだろう？軽自動車で近距離移動なのか、はたまた「古古古米カー」なんていう古米を彷彿させるネーミングもあって、何ともカオスだ。

考えてみれば、サクラという車は「今、多くの日本人が控えめな期待で満足している」ことの象徴なのかもしれない。昔はもっと夢のある車を追い求めていたのに、今は180kmで「ああ、これでいいや」となってしまう。これ、夢をどんどん縮めているようで、まさに**「日本の笑える現実」**というべきか。

その上、値上げしているのにもかかわらず**「美味しいが値上げがネック」**という評点は、何とも強引な試み。政府の補助金がわずかながら上がったところで、「それが何？」という感が拭えない。利用者は、本当にコスパがいいと思っているのだろうか？

結局、私たちが夢見るのは「身近な満足」なのか。それとも、まだ「遠い未来の光景」を追い続けたいのか。どちらにしても、サクラを通して見えるものはこの国の「今」を表す鏡なのかもしれない。「いつか、私たちは本当の希望を見つけられるだろうか？」

ネットからのコメント

1、去年セカンドカーとして購入しましたが、満足度はかなり高いです。自宅に充電設備があり（無くても付けられる状態）、近場の送迎、通勤や買い物限定で使用する等の条件が合致すればQOLを上げてくれる車だと感じました。何よりガソリンスタンドに行く手間が省けるのが個人的にポイント高いです。ただ、コスパで考えると新車は上位のGグレードに少しオプション付けるだけで300万半ばまでしてしまうので正直悪いです。代わりに中古相場がかなり暴落していて、状態の良いGグレードでも200万前後で売りに出されているので購入検討されている方には中古車をお勧めします。

2、乗用はサクラとekX EVだけだけど、商用車のNVAN-eもあるし、来年にはBYDがスーパーハイトワゴンを投入すると言う話もある。ダイハツ、スズキもそのうち動きがありそうです。スズキは最初はeビターラでコンパクトクラスからの展開になるみたいですが。近距離専用かセカンドカーユース等がBEVには合ってると思います。当然その用途に合わない人は従来通り内燃車を選べば良いので、棲み分けするのが大事です。内燃車同等の性能を求めて、大型かつ高額の車を押し付けるのは無駄だと思います。

3、補助金を変換しても手放す人もいると聞いてますけどね。中古車市場でも タマ数が多くて中古車価格も安いそうですけど？点検の際に代車でサクラを借りましたけど 満充電してありますって言われたけど 航続可能距離は 100kmくらいでしたよ。

アクセルの反応はいいけど やっぱり車体が重い感じがします。航続距離や充電量は気になりますね。

4、SAKURAに乗って二年半になります。近場専用、街乗り用に購入。非常に満足してます。トルクが2L自然吸気エンジン並みの20kgにして軽自動車サイズなので加速は強烈。踏み過ぎると発進時にホイールスピンします（インチアップして165サイズなコンフォートスポーツタイヤを履いてます）。そして経済性は抜群。電費は9〜12km/kWh、我が家は自宅で充電、電気代は34円/kWhなので、34円で9〜12km走ります。ただ注意すべきはエアコンをフル稼働する季節には電費が半分以下の4〜6km/kWh、ガソリン車では考えられない程に悪化します。この点をメーカーがオープンにしてないのは問題に感じます。あと、遠出の際はもう一台の300馬力オーバーな純ガソリン車を使います。長距離には向きませんが、使い方を間違えなければSAKURAは最高に便利で楽しくて経済的な車です。