どんなに盛り上がっていても、数字の裏には何かが隠れている。今回の期日前投票が過去最多を記録したのは、三連休だからといった単純な理由で終わらせるには惜しい話だ。これだけ多くの人が投票に行ったのに、それが本当に彼らの声を反映しているのか? 結局のところ、投票に行く理由の多くは義務感や社会的圧力に過ぎず、どれだけの人が「真剣に」未来に影響を与えるつもりで一票を投じたのか疑問だ。
数字がすべてを語るわけではない。むしろこれほどまでに増えた理由がアクティブな政治需要なのか、それとも単なる偶然か。考えれば考えるほど疑問が浮かぶ。そして、その疑問が払拭されないまま数字だけが重視されるのは、現代社会の大きな問題だ。
選挙が終わった後の結果を見て初めて意義を実感できたという人も多いかもしれないが、本質的には何も変わっていないのではないか。 数字が動くたびに何かが変わるわけではない、その背後に隠されている選挙制度の問題こそが、本当に考えるべきことだ。
背後を見つめるとき、実は自分自身が何を望んでいるのか、何を変えたいのかを見失っているのではないか?
ネットからのコメント
1、投票率が上がる方が民意を反映するのでいい事と思う。
浮動票が一番多いから。与野党含め新自由主義、増税派、緊縮財政派の政党や選挙の時だけ公約を変える政党には投票したくないね。国民を富ませることはできず、生活を苦しめるから。五公五民と言われる国民負担率は、企業負担率と個人負担率に分けれる。直近データでは、企業負担率32%、個人負担率は62%となっており、国民に負担を強いる政策を与党は行なってきたことになる。論語にあるとおり、「国民が富まないで国が富むわけない。」ということを肝に銘じて国民のために租税を薄くし、国民を富ませるために何の施策を打つべきか考える政党が次は政権与党になって欲しいと思います。
2、3連休中の選挙だから期日前投票が伸びたのでしょう。猛暑と連休で最終的な投票率はあまり変わらないような気がするけど、結果はどうなりますかね。与党が目論んだ連休中選挙、無党派層が選挙に動けば歴史的大敗は間違いなし。行楽に動けば、与党過半数割れって所でしょうか。
3、それだけ現役世代が、今の政治や与党に不満を持ってるっていうことの表れだろうね。選挙の結果がどうなろうと、政府はこの民意をしっかり受け止めるべきだと思う。
4、これ中々すごい数字だと思います。すでに前回の40%の人が投票済みってことでしょ。下手したら60%位いくんじゃないですかね。そうなると事前の予想とか全然当たらなくなりますね。自公の票が相対的に減り、参政党とか国民民主が伸びるんでしょうね。
自公は目標の50どころか35くらいになるんじゃないですか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/17e8027357e7a6bc7428d069e07b11a5896814c0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]