野球ファンとしてではなく、“日本の高校スポーツ文化”を見つめる編集者として言わせてほしい。
完全試合はすごい。だが、それを持ち上げすぎる大人たちはもっと怖い。
中山優人くんの投球は確かに見事。だが、ネット裏の“11球団スカウト熱視線”という言葉を見て、背筋がゾッとしたのは私だけだろうか?
まだ18歳の彼を、まるで“商品”のように値踏みする視線の数が、才能以上に話題になっているこの現実。
「恩返し」が好きな言葉だという中山くん。誰に対する“恩”を、どのステージで返すべきか。自分で決められる世界であってほしい。 けれど、今の空気はどうだ?彼が“プロ注目”になった瞬間から、彼の「自分」はもうどこかに置いてきぼりだ。
ヒーローはいつも勝手に作られ、勝手に消費される。「才能は誰のものか」この問いを避けて、賞賛だけで終わらせる報道は、彼の未来を蝕む毒にもなりうる。
スターを育てる社会と、スターを壊す社会は、実は紙一重だ。
ネットからのコメント
1、これでドラフトでの支配下指名は当確と言い切って良いと思う。
この細身でかつ県内強豪相手に速球でも変化球でも常時ストライク獲れる本格派なんて殆どいない。
2、水城高校は甲子園出場経験もあり、春季県大会ではベスト4の強豪校です。そこを相手に完全試合ですか…素晴らしいとしか言えないですね。MAX146キロ、ドラフト上位候補に一躍躍り出ましたね。がんばれ!
3、相手は弱いどころかコンスタントに県上位に進出し春も県ベスト4の水城まだまだ体が細い素材型としての評価だったと思うがこれで一気に評価が上がったのは間違いない
4、水城高校は確か甲子園に出場している私立の名門ですよ。その相手に9回完全試合を成し遂げるとは、素晴らしいの一言。応援している生徒達は、とんでもない偉業を観ることができましたね。5回当たりから、球場全体が騒ついたんじゃないでしょうか。この勢いで甲子園初出場、悲願達成できる気がしてきました。鳥肌〜!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/eca33a4598fb0e00e4807190203d21029708f18d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]