世の中にはいろんな「勝負」があるけれど、今回の維新代表・吉村洋文氏の選挙後の会見ほど心配させられるものはなかなかない。「関西ではギリギリ土俵際で踏ん張った」って、その土俵がどれほど揺らいでいるのか、本当にわかっているのだろうか? ギリギリで踏ん張っているのは維新だけではなく、有権者の忍耐も同じく限界に近いのです。
国民民主や参政党に押され、政権与党の批判の受け皿になりきれなかったとぼやくが、政治の世界での「改革」とは一体何を指しているのか。どんどん新興政党が世に出てくる中で、「原点に立ち返る」とうたうのもいいが、それは果たして「進む」ことに繋がるのか。
硬い表情の吉村氏が掲げた当選者のボード。その裏には、もっと柔軟な思考と斬新な解決策が必要なのでは?「改革」とは硬い姿勢のことではなく、常に新しい風を受け入れる柔軟性のことなのだ。
政党の未来を左右するのは、表情ではなく行動。政治にはもっと柔軟な思考と勇敢な変革が必要だ。進化しない改革はただのスローガンに過ぎない—今こそ、本質を問う時です。
ネットからのコメント
1、党のトップが大阪府知事で国政に参加していないというのはわかりにくい。今更旧民主党の前原誠司が前面に出てこられても「改革」とはまったく結びつかない。
根本的に戦い方が間違っている印象。
2、社会保険料を訴える線は悪くなかったんだけどね。昨年の衆院選以来、あまりにも信用が失墜し過ぎて何を言っても有権者の耳に届かなくなってしまったのが痛い。ただまぁ、今の訴えをひたむきに続けていけば風向きが変わってくる可能性もなくはないと思うよ。くれぐれも政局に流されない、飛びつかないようにね。
3、選挙のときは吉村さんが前面に出てくるが、政策の話になると、竹中抜き平蔵や自民好き前原が仕切るので、信用されていないと思う。万博は大阪だけでやれば良かったのに国の資金を使ったから自民党のいいなりになったのは、国民を敵にまわしてしまった。元の関西の政党に戻った方がいいと思う。中抜き平蔵はついほうして欲しい。日本に住民税を納めていないのだから、政治に関わらせてはいけない人物だと思う。
4、社会保険料について争点に挙げたのは維新だけでした。今の日本で社会保険料を下げようとして選挙に勝てるわけがありません。高齢者の保険負担割合を3割に上げると維新は主張しているのですから、自分のことしか考えられない高齢者が投票するわけがありません。それでもサラリーマンにとっては消費税より遥かに社会保険料の負担の方が重いです。消費税は金持ちのシニアからも外国人観光客からも取れます。社会保険料は利益が少ないのに現役世代にとって負担が大き過ぎます。維新でも他でも良いですが、社会保険料にメスを入れる政党が近い将来躍進してくれることを祈ります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/048b6081b3e7bd228f9e2a8905acc2c6bcc71595,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]