保育園の倒産増加のニュースを聞くと、一言言いたくなる。少子化が進む中で、保育園が園児を奪い合う時代になったというが、これってどこか変だと思いませんか?園児が不足しているくせに、倒産する園が増えている。不安定な経営状態と競争の激化は、まるで砂上の楼閣を見ているようだ。
まず、「外国人保育士の受け入れを拡大すべき」という声。簡単に言ってくれるけど、日本の保育の細やかさや文化を理解するのはそう容易くない。**「安く雇えるから外国人保育士を入れよう」という考えは、賢い選択とは言えない。**短期の研修で質が保てると思うなら、それこそ夢物語だ。いくら外国人を活用するのがトレンドでも、保育園にそのまま当てはめるのは浅はかすぎる。
さらに、「保育士は給料の安さを承知しているから問題ない」との意見。賃金の問題が解決しても業務負担が改善されなければ破綻への道は避けられない。保育士の仕事は単なる子供の世話ではなく、幼児教育の未来を担う責任がある。
その点を軽視している意見には、苛立ちを感じる。
最後に言いたいのは、現場の現状を見ずに「規模を広げる」という経営戦略だけを語るのはバカげている。**利益ばかり追求する経営は、保育士の質と園児の未来を犠牲にする。**保育園が社会の一員として、どのように選ばれ続けるのか。これは、ただのお金の問題ではなく、理念と社会的認知の問題だ。
結局、保育園の倒産増加は単なる数の問題ではない。それは、社会全体が未来の子どもたちへの責任をどう果たすかという問いかけである。「倒産するのは園の問題」などという短絡的な考えでは未来は救えない。
ネットからのコメント
1、長年保育士にしています。年々保育は難しくなり、国や保護者から求められることが多くなりました。
それぞれの自主性を育てながら危険を回避し、でも配慮の必要な子どもは増えるばかり(保護者も…)。少し改善されましたが、まだ低賃金。汗だくで毎日動き回る。確かにみんなやらないよなと感じています。だからといって外国の方をやスキマバイトを入れて人手不足解消?なんかずれてますね。もっと国は現場を知って下さい。
2、親って質で選んでます?多少の体調不良でも預かってくれるところ38℃までは連絡こないとこ仕事休みでも親のリフレッシュで土曜も含め預けて良いところ産休・育休でも週6時間びっちり預けて良いところが、人気で空き待ちしてたりですよ子どもファーストじゃなくて親ファーストの園が人気です
3、『カリキュラムだらけで、子どもが疲れて家に帰るような園が人気で、保育本来の姿とは異なっている』これは本当に共感する。保育園見学をする中で、スイミングや英語、オプションの習い事やお勉強系のワークのカリキュラムなどいろいろあったけど、なんか先生も子供も忙しそうだなとだんだん疑問に思ってきた。そんな時に、「うちはそういうのはやりません。この時期の子供の集団生活では、自由な遊びの中に全ての学びがあります。」と言い切った園があり、そこを第一希望にした。お勉強や習い事は必要であれば家庭でやれば良くて、保育園には「子供が安全に笑顔で過ごせる」ことだけを求めるという考えに至りました。
4、2025年問題は数年前から言われてました。
何年も前から定員割れの状況で、近隣の園同士協力し合って保育してきているのに、子どもの取り合い。インスタ、イベント、営業と、管理職だったので保育より運営、経営を考えなくてはいけなくなってたので、私は数年前から転職を考え辞めました。保育歴20年以上。新しく違う福祉職へ転職できて今、満足してます。本当に制度的に何も打開策はないと思ってます。子どもがいないと補助金入らず、人も雇えず、現場のスタッフへ負担が増加。これからも倒産は増えますね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/40ba86f07a1561e2ea8d62e6d962dc8079ce0722,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]