2025年7月23日、千葉県教育委員会は、部活動中に部員2人を退部させるよう別の部員に指導したとして、県北西部の県立高校の男性教諭(34)に対して減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を下しました。教諭は昨年、前任校で顧問を務める運動部に所属する男子生徒に対し、「消えろ」などと侮辱的な発言をし、体罰を加えたことがあり、さらに今年1月には部員2人を退部させようと、号令をかける担当から外すよう他の部員に指示をしたとされています。この行為は7月中旬に被害を訴えた生徒らによって明らかになり、県教委に相談があったことを受けて処分が決定されました。教諭は退部に追い込む指示については否定しています。今回の懲戒処分により、今年度の県教委の懲戒処分件数は計9件となります。
千葉県の教諭によるこのような行為は、教育者としての責任感と倫理観を大きく欠いており、強い非難に値します。部活動という、青春をかけた大切な時間において、生徒に侮辱的な発言や体罰を行い、さらに退部を迫るような指示を出すことは、教育現場における信頼関係を根底から崩す行為です。教諭が事実を否定しているとはいえ、事案が発覚した時点で迅速に対応し、適切な処分を下すことは当然です。
今後、このような問題が再発しないよう、学校全体で指導方法の見直しと、教員相互の監視体制を強化する必要があります。学校が教育機関として生徒の心と体を守る場所であることを、改めて確認しなければなりません。
ネットからのコメント
1、そもそも「なぜ」そのような指導・指示になったかの流れが必要。いつもこのような部活や先生の指導のニュースでは結果や受け手側の主張のみでそれにいたる「過程」がまったく情報として載せられない。すごく大事なポイントだと思いますが!例えばこの2人が度重なる迷惑を部活動内で犯していたとしたら……あくまで例えばです。 とにかく双方の言い分が載せられていないニュースが多すぎます。
2、この懲戒処分って軽過ぎない? やってる事って結構酷いよ! こうなるに至ったのは何故かは分からんが、仮に生徒が酷い事をしてとなると、退部させるにしても顧問が例えば校長や教頭に相談して処遇を決めるべきだと思うが。 本当なら停職3ヶ月以上と復帰後は他校へ異動とすべきだと思う。
3、いつの時代にも指導者としては能力はあるが、指導者以前の人としての部分が欠落している教師はいる。 自分の高校の時の部活の顧問もそうだった。自分は指導方針が合わないから1年の夏、インハイ後に部活は辞めた。 個人戦で県総体2位でインハイに出たが、インハイ終了後に退部。以降は中学までお世話になったクラブチームのコーチの紹介で後に進学することになる地元国立大体育会で練習させてもらった。
高校生の試合は出れないが一般参加の試合には出れたし、自分より格上の人たちとの練習と練習後の勉強サポートは本当に有難かった。 指導者に恵まれていたら部活を辞めなくて済んだとは思うけど、こればかりは入ってみないと分からない部分でもあるので難しい。
4、部活動に熱中するとこうなるのですよ。最初から顧問を拒否して定時に帰る教員生活を送れば良いのに。残業手当はつかない。休日は返上。懲戒処分。全く割に合わない。そもそも部活動は教員の仕事ではない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/80ae9693f0e52cd1c066e19a7dd1eb0825478bb6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]