2025年7月23日、スペインの名門クラブ・FCバルセロナは、7月27日にノエビアスタジアム神戸で開催予定だったヴィッセル神戸との30周年記念チャリティーマッチへの参加を中止すると発表した。理由は「プロモーターによる重大な契約違反」としており、試合4日前という異例のタイミングでの決断となった。同クラブは「日本のバルサファンに遺憾の意」を示しつつ、条件が整えば韓国での試合実施については調整を検討している。具体的な契約違反の内容は明かされていない。
4日前の中止——これは単なるイベント変更ではない。多くのファンの時間、期待、そしてお金が一瞬で踏みにじられた、極めて重大な裏切りだ。原因が「プロモーターによる重大な契約違反」だとすれば、誰が、何を怠ったのか、その説明責任を果たすべきである。
問題の本質は、日本のスポーツイベントにおける契約・運営体制の甘さと、情報公開への意識の低さだ。国際的な一流クラブとの試合であっても、商業契約が不透明なまま進行すること自体、異常と言わざるを得ない。
再発防止のためには、(1)プロモーターの契約内容と責任範囲を明確化し、違反時のペナルティと開示義務を設ける、(2)主催者・クラブ・自治体を含む三者契約でのガバナンス体制を構築する、(3)ファン保護の観点から、チケット購入者への補償ルールと手続きの標準化を制度化する必要がある。
誠実な準備も、透明な契約も欠いたイベントに「夢」は宿らない。信頼なき興行は、ただの虚構だ。ファンを守る体制がなければ、日本は世界から見放されるだろう。
ネットからのコメント
1、息子のために奮発してそれなりに良い席を確保した。 息子はバルサの選手を間近で見れることをすごく楽しみにしていた。 起きてきた息子に中止になったことを伝えないといけない。 その時の反応を想像するだけで辛い。
2、これは、とんでもない違約金的なものが発生しそうですね チケット返金、作ってしまったグッズの買い取り(当然ながら販売はバルサが許可しないでしょうし) 遠方から神戸入りする予定だった方々の飛行機や新幹線、宿泊の費用は泣き寝入りになってしまうのかな 何にしても、大変そう そして、楽しみにしていた方々が気の毒
3、韓国側の発表によると、ヤスダグループが契約不履行したと出てる。それが本当でもソシエダとのスポンサー料未払い疑惑も出ていたし驚かない。宿、新幹線、チケット代、今のご時世に安くはないだろうし、楽天やイニエスタらが築いてくれたバルサとの繋がりにも影響はある。何よりも日本の評判に大きな泥を塗る行為であるのは間違いない。こんな事を許してたら、あんな国と関わると碌なこと無いから関わるなと言われても仕方ない。バルサの来日は当分無いでしょうね。
4、本当にヤスダグループが原因ならソシエダとランスのスポンサーも降りるべきだな。
クラブは勿論、所属する選手が可哀想だ。トラブルの噂は今回が初めてじゃないし二度とサッカーに関わらないで欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8780f63c59283400df4c2bc98a833bc24d02a3de,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]