駅員という仕事をしていると、客に理不尽に絡まれるのは日常茶飯事だ。今回の記事を読んで、私は思わず**「こんなことで怒るなよ」と**心の中でツッコミを入れてしまった。
140円の入場料がどうしてそんなに**「ふざけんじゃねえ!」**というレベルの怒りを引き起こすのか、本当に理解できない。確かに、忙しい駅で迷子になったり、改札を通り抜けようとする客もいるだろう。でも、規則に則って支払わなければならない料金に対して、何故そんなに過剰反応するのか。小銭一枚でそんなに怒れる神経が、逆に驚きだ。
しかも、記事内で紹介されているように、わざと支払いを渋って**「警察呼ぶぞ」と言われると、ようやく渋々払う**なんて、まるで子供みたいだ。こんな客に限って、鉄道員がちゃんと説明しても、耳を貸さないどころか逆ギレする。冷静に対応する鉄道員が少しでも譲歩したら、つけ上がって余計にひどくなるのだ。
そういえば、最近はカスタマー・ハラスメント(カスハラ)が話題になっているけれど、どうしてこうも理不尽な要求をする人が多いのか?**「サービス業だからこそ、客は王様だ」**なんて考えを、そろそろ見直したほうがいいのではないか。
鉄道員の努力と心意気に対する敬意を持たない客は、さっさと別の公共交通機関を使ってほしい。
社会全体が、サービス業に従事している人々の努力をもっと理解するべきだと思う。「お互い様」という言葉を、もう一度思い出すべきだろう。
ネットからのコメント
1、現役の駅員です。様々な事件、事故があり退屈はしないです。時間ができると、「もう辞めたいっ!」となりますが、挨拶を返してくれるお客さん、お礼を言ってくれるお客さん、苦労話を聞いてくれるお客さんなどに出会うと、「もうちょっと頑張ろうかな。」となります。駅員だって人間だし、感情があります。挨拶なりお礼を言ってもらえるだけで気持ちよく仕事ができたりするんですよ。挨拶は社会の潤滑油ですね。
2、軽微なトラブルでいちいち警察官を呼ぶのをためらう職員もいるだろうから、鉄道職員が直ちに逮捕することを可能にするよう司法警察権を与えた方が良いと思う。他の乗客の安全のためにも問題を起こす人間を迅速に排除することが重要と考える。
3、これは鉄道員の話だが、接客をしている人なら似た経験は誰でもあるはず。他人と接する仕事すると本当に色んな人間がいるんだと思い知らされるよ。ただ理不尽な人間にも種類はあって、全方向に理不尽撒き散らすのもいれば、ある一点さえ触れなければ普段は大人しい人もいる。その見極めが難しい。
4、現役の運転士ですが、昔に比べたら理不尽なお客様は減った気がしますが・・。
むしろ、世の中が過敏になりすぎて、全体数が上がっているような気がします。もしくは私が鈍感すぎるのかもしれませんが、怒鳴られるくらいの事で気にしていたら仕事にならないと思って仕事してます。今は、そういうのもNGなんでしょうが。現役駅員の方が言う通り、係員も人なんで人として扱っていただけたら、こちらもお客様のために最善を尽くすと思います。人なんで自然とそういう感情が出てしまうので、それで差別とかは言わないでほしいです。あとは子供が乗務中に手を振ってくれると、眠気が覚めたり、やる気につながり、助かりますねぇ。個人的には、助けられてると思ってます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ec2fefce28d650198d15e31d9c41989a39095666,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]